2006年9月の日記

2006年9月1日

昨日1日出社して今日は夏休みの続き。2日お休みする前に遺言・・じゃなくて、休み中の引継ぎ事項を色々言い残して言ったので、比較的混乱もなかったよう。が、諸々のトラブルも勃発。

午前中は、たまったメールのチェック、午後は勃発した問題の解決の為バタバタしていた。ボスは、朝出社した時は、
「夏休み中なのに出てきてもらってごめんねー」
とあいかわらず優しかったのに、面倒なトラブルに加えて、大企業によくある無責任的な言動に怒りまくり、そのとばっちりは私にも来たのだった。そんな言い方することないのに、ぷんすか!

大ボスのお誕生日だったので、バースデーケーキを買ってお祝いした。ろうそくは6本だけ用意した。
「大ボス、6しゃいですね!」
と言うと、ダーリン(=ボス)は
「脳内年齢ですね!」
とフォローできないコメントをしていた。

大企業にはよくあることかもしれないけど、適当に働いてもどうにか仕事が回ってしまう。でも、物事の本質を見て仕事を進めていかないと後から面倒なことになってしまう。その場しのぎの仕事というのは、その時はどうにかなったように見えても、後々、小さな問題点が雪だるま式に大きくなって、気がついたときは大問題。絡まった糸を解してくのは大変だし、根気がいるのだ、というような感じの仕事が最近多い。

うちの部は、中途採用者が多く、社風に染まっていない分常識的な人が多く、ボスは大企業にはめずらしく合理的なアタマが切れる人なので、おかしいことはおかしい、とハッキリ社内で公言し、ケンカは厭わない(っていうか、ケンカ好き?)。言われたからやる、いつもやっているからやるんではなくて、なぜこういうことが必要か考えて行動しなきゃいけないなーと思う。

朝晩すっかり涼しくなってきた。今日は雨が降っているせいか、肌寒いくらい。午後はムスコちゃんたちと何して遊ぼうかな。

 

2006年9月2日

今日はいいお天気。暑いは暑いけど、空に浮かぶ雲は秋のちぎれ雲だし、朝晩は時々肌寒く感じるくらいだからもう夏は終わりに近づいているんだろう。

私は遅めの夏休み中。今朝は9時過ぎに起きて、子供に納豆ご飯を食べさせ、簡単に掃除をして、空手教室に連れて行く準備をしていた。出かける直前の母が、子供の傘を捨てるから、傘の布と骨を分けるようにと言い出した。思いついたらすぐにやりたい母の性格なので、面倒だな、と思いながら、布と骨をキッチンはさみで切り取っていった。切りながら色々話しかけるので、それに答えていたら、うっかり指を切ってしまった。たいしたことないと思ったら、血が止まらず、じゅうたんにもポタポタたれ出した。止血しても止血しても血が止まらず、貧血になりそう。。タオルでぎゅっと押さえて、消毒して、バンドエイドを3枚ぐるぐる巻きにする。はさみは良く切れるキッチンばさみだったので、2時間経ってもまだ血が止まらない。

ともかく、子供たちを空手教室に連れていく。待っている間、足マッサージやろう。空手教室の近くにあるショッピングセンター内にあるマッサージ屋さんであまり待たなくても入れる。オイルのいい香りと薄暗い室内に入るとすぐに眠くなってしまう。ボディマッサージを頼もうか迷ったけど、下手な人にやってもらうとかえって疲れてしまうので、足マッサージだけにする。力の弱いマッサージ師だった。

空手教室の後、カードゲームやりたい息子たちに付き合い、その後、DVDを返して帰宅。帰宅後、家の近所の回転すしに行く。わりとネタがいい寿司を出すので、いつも行列ができているけど、夕方はやめの時間に行けば待たずに入れるのだ。さくっと食べて、ムスコと手をつなぎ、歌を歌いながら帰宅。もうちょっと小さいときは抱っことかおんぶしたのに、もうできないなあ。

 

2006年9月3日

9月最初の日曜日。上のムスコが夏休みの宿題の残りがあったことが発覚。社会見学の一環で、近所の高齢者ケア施設に見学に行く。うちの近所は、老人ホームや区のスポーツセンターなど、公的な施設が充実している。初めて入ったけど、ケア施設は最近できたらしく中は綺麗だった。

体が不自由な高齢者の為のベッドにかなり興味を示した息子はしきりに質問をしたり、ベッドをものめずらしそうに覗き込んでいた。

社会科のお勉強の後は、最後の夏休み(私にとって)なので近所のホテルにある屋外プールに行くことにした。朝晩涼しいとはいえ、日中はかなり暑く、天気のいい日は気温30度以上。今日は暑かった。日に焼けやすい私は、強力日焼け止めクリームをばっちり塗った。ビルの上にあるので、ビル風が拭くと肌寒いくらい。でも、上にある分、太陽に近いということでじりじりするような暑さ。四角いプールは良く混んでいて、端から端まで真っ直ぐ泳ぐには必ず誰かにぶつかる。今日は息子たちに泳ぎを教えよう。

バタ足ができるならクロールもできるはず。この間、ジムの水泳教室で習ったことをそのまま息子たちに教える。腕の動かし方、息継ぎの仕方。子供は覚えるのが早い早い。特に上のムスコはバタ足で15メートルくらいは泳げていたので、息継ぎもすぐに覚え、あっという間に25メートル泳いでしまった!これにはビックリ。まあ、初めてのクロールだから半分溺死寸前と言う感じだけど。でも、25メートル泳ぐのはすごいぞ。ひじをしっかりまげて、手首を曲げないで上からすっと入るようにして、と言うと素直に聞いたとおりに泳ごうとする。もっともっと泳げば、もっとうまくなるに違いない。下のムスコはまだちょっと早かったよう。でも、見よう見まねで腕を動かす。ちみは、まずバタ足を練習しようね。

私じゃなくて、ちゃんとしたインストラクターから習えばもっとうまくなるのになあ。っていうか、私も習いたいぞ。一緒に泳いでいた小学校高学年らしき男の子はパパと一緒に泳いでいて、パパよりも早かった。子供に追い越されるのは嬉しいのかな、寂しいものなのかな。

4時を過ぎるとビル風が冷たくて、鳥肌が立ってきた。人もだんだん少なくなってきて泳ぎやすいんだけど寒くて動けないんですけど。。もうあがろうよー。水から上がってシャワーを浴びようと自分の足を見た瞬間。・・・黒い。。焼けてる。。国籍不明の母子3人シャワーを浴びて、そそくさと着替える。トイレで鏡を見ると、そこには南国風の日本人とは思えない人物が写っていた。それはワタシ。

プールの横にあるビアガーデンで軽く食事をして地下のスーパーで買い物をした後、自転車で帰宅。帰り道、コスモスが咲いていた。もう秋なんだ。

お風呂に入るとやっぱりみんなよく焼けてる。健康そうだからいいか。後はお約束のお勉強タイム。いいお休みでした。

 

 

2006年9月5日

朝晩涼しくなってきたとはいえ、日中は暑い。気持ち的には秋なんだけどね。

先週飛び石で3日休めたからちょっとリフレッシュできた。ボスはいつまでたっても夏休みが取れそうもないので、今週来週と、会議がない日はお休みすることになった。2,3日は休めるかな?ボスが早く帰った日は私も早めに帰ることにした。早く帰れる日はさっさと帰ろう。

1年半ほど精神的な病気で休職していた友人が職場(別部署)に復帰した。1年半の間に、人が入れ替わりまるで浦島太郎状態だろうな。意外に、メンタル面の病気で休職する人は多い。疲れているところに、忙しいのが重なったり、仕事とプライベートのトラブルが同時多発したりすると、知らず知らずのうちに体が不調を訴える。心と体は同調しているらしい。こういうときは、気持ちが楽になるまで好きなことをしているのがいい気がする。適当にやるのも時には大切なのだ。頑張りや無理は短期間しか通用しないので、無理せず続けること。

頑張っても認められない時はあるし、何をやってもうまく行かない時はあると思う。そんな時はがむしゃらにやらないで、できることをやる。そしたら、そのうちに芽が出てくるんじゃないかと。自分にあった環境で気持ちよく働けるのはとても大事なのだ。そして、そんな環境に出会えたら、感謝すること。与えられた恵まれた環境が当たり前だと思わないこと。

なーんてことをつらつら考える。仕事は仕事できっちりこなして、プライベートではゆっくりくつろげるのが理想。週末は何してムスコちゃんたちと遊ぼうかな。

 

2006年9月7日

子供の頃好きだった絵本がまだ読まれているのがわかるとすごく嬉しい。この間、「ごんぎつね」という絵本を見つけて嬉しくなって買った。久しぶりに寝る前に読み聞かせをする。息子たちが小学校にあがるまで、毎晩数冊絵本を読んでいたのだけど、大きくなるにつれてだんだん回数が減ってしまった。

「ごんぎつね」は昔話風だから、わかるかな?と思ったけど、面白いモノは面白い。他にも長く読み次がれている本がいっぱいあった。「ジェーンのもうふ」「大きい一年生と小さい二年生」「モモちゃんシリーズ」「ぐりとぐらシリーズ」

読み聞かせの理由のひとつに、自分が絵本が大好きというのもあった。ただ、自分が好きな絵本は息子たちはあまりお気に召さないよう。男の子だからか、虫の話や動物のお話が好きみたい。魔法使いの話、ハリーポッターなんかはダメらしい。残念。。

この間、「アーサー王」関連の映画を見て、ぜひ読んでみたいと思いつつ、まだ読めてない。今、読んでいるのは「哂う伊江門」。四谷怪談の話。時代小説にはまっているので、なかなか中世の騎士に入っていけない。

 

2006年9月9日

先日、前の部署の女の子から仕事の電話があった。ついでに近況報告してくれ、来月国際結婚、アメリカ移住が決まったとのことだった。おめでとー!もう一人も国際結婚が決まったらしい。前部署は、国際結婚組がとても多く、この間も結婚報告を聞いたばかり。今年は結婚ラッシュみたい。今年に入ってから、結婚報告を聞いたのはこれで6人目。

ワタシが異動したのは去年の11月だから、1年足らずの間に、知っている人がほとんどいなくなってしまった。今、私の周りにいる人たちもきっと変わっているに違いない。環境は少しずつ変わってしまうのね。今、落ち着いているからずっとこのままがいいな、と思うけど。。ともかく、今を大事にしてベストを尽くせば、先のことは自然についてくるだろうから。

 

 

2006年9月9日

ボスが都心でセミナーに出席することになり、一日外出予定。ゆっくりできるかな、と思ったら、朝一番に「名刺忘れた!」メールが入っていた。はいはい、届けに行きますね〜。

「銀座デートですね!」
と出かけに同僚に言われた。ただの運び屋なんです。。

銀座に着く直前、一件の携帯メールが入った。ボスからかな、と思ったら、遠くに住む友人のお父様の訃報だった。自分の父が亡くなった時のことを思い出した。世の中便利になったもので、携帯メールで即座に連絡ができる。知らせてくれた友人に感謝。彼女のお父様のご冥福をお祈りします。残されたご家族に神様からの恵みがありますように。

 

 

2006年9月10日

9月になったとはいえ、残暑厳しいこの頃。朝晩は比較的涼しいのだけど、日中の蒸し暑さはなんとかならないかなあ。

日曜日はとてもいいお天気。近所のホテルの屋外プールの最後の営業日ということもあり、最後の外泳ぎに行ってきた。日に焼けそうだ。。強力日焼け止めクリームを1時間おきに塗ったけど、元々日に焼けやすい私はこんがり焼けてしまった。息子たちはほとんど国籍不明状態。

いつも室内プールばかりだったから、外で泳ぐのはやっぱり気持ちいい。ビルの上にあるプールだから眺めもよく、ビル風が吹くと涼しいくらい。でも、太陽が近い分、じりじり焼ける。

上のムスコは先週、25メートル初めて泳げたこともあり、泳ぎの練習の続き。周りを見てみると、パパから泳ぎを教わっている子供たちが多かった。父の役目もしているうちは、泳ぎも自転車乗りもパソコンも私が教える。自己流だけど、泳いでいるうちにだんだん上手くなってくる。ワタシよりうまくなりそう。今日は、20メートル往復したから、40メートル泳げた!まあ、最後は溺死寸前だったけど。。でも、泳げたからすごいぞ!ワタシはターンの仕方を知らないから教えられなくて残念。子供に教えながら、以前、インストラクターに習ったことを思い出し、一緒にやってみる。前よりスムーズに泳げるようになった気がする。下のムスコはバタ足で10メートルくらい泳げるようになった。

3時間経過。母子3人国籍不明なくらい真っ黒け。でも楽しかった。泳いだ後、地下のパン屋さんでパンを買って食べた。上のムスコはパン4つぺろり、チビちゃんも3つぺろり。

家に帰ってからまたお洗濯。昨日も暑くて、しかも空手の日だったから洗濯物がすごい量だった。お天気がよかったからシーツも洗って、布団も干した。明日の晩御飯のビーフシチューを作り、子供たちの勉強をみる。元気に育っているからよかった。

夜、借りてきたDVDを見る。またまたリチャード・ギアの映画「ジャック・サマスビー」。ジュディ・フォスターと競演した10年以上前の映画。前から見たかったの。夏休みからリチャード様の映画を借りまくったからか、いきつけのTSUTAYAではリチャード様主演のDVDが一気に増えた。需要があると増やしてくれるのね。もっと借りよう。

映画は南北戦争後の話。リチャード様は時代物も似合っていてステキ☆この間の「First Night」のランスロット役もステキだったけど、今回のちょっと気が弱そうな役もピッタリ。最後は、感情移入して泣いてしまった(ばか)。

今週も忙しくなりそうだから、がんばろー。
 

 

2006年9月11日

どうしても出たいセミナーがあった。大ボスである役員ドノ主催の講義。アレンジを仰せつかったのは私。でも、どうしても今日は早く帰らなければ行けない。子供がお腹すかせて待っているから。色々策を練ったが、無理だと判断。腹をくくって、セミナーのアレンジメントに徹した。

夕方のセミナー開始まで準備する。待ちに待った講義が始まる。そして、準備したワタシは後ろ髪をひかれつつ家路に着く。そりゃないよ。。でも、子供がいるとこういうことはよくある。やりたくてもできないことがいっぱい出てくる。子供を持つ女の人なら一度や二度こんな思いをするに違いない。ワタシよりもずっとずっと悔しい思いをした人はたくさんいるに違いない。それでも、子供を育てて、限られた時間内でできることを続ける。悔しいこととか、涙をのんだことはいつかきっと花や実をつけることを願って。

子供を生んで育てることで、諦めなければいけないこと、捨てていかなければいけないことがたくさんある反面、捨てる痛みがわかるから得られた時の喜びは変えがたい。

今日は残念だったけど、考えてみたら、今日に限ったことではなかった。よくあることだった。仕方がない、仕方がないと自分に言い聞かせてきただけ。

大急ぎで家に帰って、昨日作っておいた夕食を出して、片付けて、明日の夕飯の下ごしらえをする。一日中フル回転の大忙し。ああ、疲れたー。

ちょっとだけへこんでしまったので、明日は明るい色の服を着て、無理しても笑ってみよ。

 

2006年9月12日

今、働いている会社では、一般事務職は全て派遣もしくは契約社員であり、正社員は総合職(幹部候補や専門職)のみ。世の中、厳しいのでめずらしい話ではない。それでも、大企業であるだけ福利厚生もよく、社風ものんびりしているのでいい方だと思う。

さて、先日、部内の予算の割り振りに問題が見つかり、一部派遣社員のコストが賄えなくなりそうな気配。派遣社員は普通3ヶ月更新なので、こういう場合は次回更新はなし、ってことになりやすい。4ヶ月前に入った2人の派遣さんの契約をどうするか。予算の組み換えが認められれば大丈夫だけど、却下された場合、契約は打ち切りになるか?ただ、この会社は常にあちこちで人出を募集しているので、他部署への異動になる可能性もあり。この話は今月中に決着する見通し。

人のことはいえない。明日は我が身。どこに行っても生きて行けるくらいのスキルと気構えは持ってないといけないな、と改めて思った。何故だかわからないけどボスは私のことを気に入っており(私も大好きだけど)、たまたま一番古株ということでワタシだけ予算枠にスッポリ入っている。単なるラッキー。

使い捨てと言う言葉はあまり使いたくないけど、そんな感じ。必要な時にすぐに調達できて、要らなくなったらすぐに切り捨てられる派遣社員は便利なんだろう。雇われている方も、キャリアアップのためだったり、条件に合った働き方ができたりと、都合がいい面もあるから片方だけがいい思いをしているわけではないけれど。正社員だからといって、のほほんと働けるわけではないから、どちらがいいかはわからない。

今がダメでも「次行ってみよー!」と思えるくらいがいいのね。明日からまた海外からお客が来るからがんばろー。

 

 

2006年9月13日

仕事が忙しいのはいいことなのかもしれない。暇よりかはマシなのかも。

千客万来、今日明日とアメリカからお客さんが来ている。終日会議室にこもってミーティングのため、ランチミーティングの準備とか夜の会食の手配とか給食当番のようである。再来週もヨーロッパからお客さんがやってくる。

今日はアメリカからのお客さん。すごく大きくて優しそうな人たち。ワタシみたいなセクレタリーには、一瞥もしない人もいるけど、気さくなAmericanはニコニコしながらThank youを繰り返す。前にも会った事があるし、メールでもやりとりしているからかもしれないけど。しかし、英語をまともに話さなくなって3年以上も経っている。毎日外国語を話していた昔がウソのよう。

さて、夜の接待先を探していた時に気づいたこと。高い店ほどいっぱい。個室に至っては、高い部屋から埋まっていく。
「ほんとに景気いいんだなー」
ボスがしみじみつぶやく。ワタシもびっくり。2−3週間前からいいお部屋の予約が入っているのだ。

人が来ているとあっという間に一日が終わってしまう。ランチミーティングの残りのサンドイッチをつまみながら残業。ボスが帰った後、ボスのボスから電話があり、またもやボスに携帯メール。ほんと、四六時中連絡を取り合っている私たち。仕事とはいえ、家族以上に長く一緒にいる。今の部署に来てからもうすぐ1年。濃い一年です、はい。。

余ったサンドイッチはムスコちゃんたちに持ち帰った。明日の朝ごはんにしようかな、と思ったら、うえのムスコが全部食べてしまった。下のチビちゃんは甘えんぼだから、ワタシが帰ってくるとすぐに飛びついてくる。子犬みたい。わんわん☆

来週月曜日はお休みだから連休なのね。来週は飛び石でお休みをもらうので、ムスコちゃんたちといっぱい遊ぼう。どこに行こうかな?

 

2006年9月14日

今日も朝からミーティングの準備。気さくなAmericanだったのでとても気楽。せっかく遠い所から仕事しに来たんだから、気持ちよく過ごせるようにアレンジするのが私の仕事。

再来週のドイツからのお客は重要顧客だから明日からこっちの準備しなきゃいけない。夜の会食先もとっておきの場所を吟味する。都内にある某有名フランス料理店。皇太子ご夫妻がお食事をしたという「シェ・松○」にしよう!話のネタにもなるし、いいお部屋取れたんですよー、とウキウキしながらボスに話すワタシ。
「シェ・松○?・・」
何を思ったか、リチャード・ギア(似)様は「シェー!」を披露してくれた(すみません、古いギャグで)。うっかり笑いのツボにはまってしまった。。腹を抱えて笑いながら、おやじギャグ冴えてますね!と言うと、
「このギャグで笑えるのも危ないぞ!」
と返された。おっしゃるとおり。。

リチャード・ギア似のボスの「シェー!」にはまってしまい、仕事しながら笑いをこらえるのが辛かった(傍目から見たら危ない)。ハンサムなのに、背も高くて足も長くてスタイル抜群なのに、仕事もできるのにシェー!とは・・・。でも大好きなの☆

 

2006年9月16日

今日は秋祭り。夏に金沢で買った浴衣を着ていこう。水色の地に大きな牡丹柄の浴衣で帯はローズピンク。あまり浴衣らしくないなあ、と思ったけど、お店の人に薦められてきてみると、見た感じと着た感じが全然違う。洋服と違って、着物は着てみないとわからない。私は背が高いから、小さな柄の浴衣だとぱっとしないのだ。この浴衣買って大正解。

ついこの間まで真夏のような暑さだったのに、数日前から秋らしい過ごしやすい気候になってよかった。午前中は掃除をしてアイロンかけをして、午後に息子たちを空手教室に連れて行って、とかながーい一日。

日が暮れてから浴衣に着替え、息子たちと秋祭りに出かける。地元のお祭りなので、知っている人たちにたくさん会った。めずらしく浴衣なんて着ているから、誰かと思った!、と出会う人たちを驚愕させてしまった。
「なんだか綺麗になっちゃっていいことあったの!?」
と言われた。特別いいこともないけどなあ。でも、誉められると嬉しいからThanks Anyway.

2時間ほど秋の夜を息子たちとそぞろ歩き。浴衣を着ると気持ちがしゃんとするから好き。明日の夜も行こうかな。

 

 

2006年9月18日

秋祭りの後日は、残念ながら雨で流れてしまった。雨が降るたびに、少しずつ夏の暑さも一緒に流してしまうらしい。雨が上がるたびに秋が近づいている気がする。日本の季節はとても短い。

連休最後の日、息子たちを連れてデパートに買い物に出かけた。おもちゃ売り場に行った後、母へのお土産にする和菓子やお寿司とか買い込んだ。今日は敬老の日なのだ。帰りに、匂い桜の鉢植えを買ってかえる。

1年はあっという間。そういえば、1年前は自律神経を患ってしんどかった。毎日泣いていた。辛かったけど、こんな毎日はずっと続かない、とアタマのどこかで思っていた。酷いことばかり続くわけはないと思った。「夜明けの来ない日はない」とか「止まない雨はない」とかそんなことばかり考えていた。真っ暗なトンネルの中にいても、体がボロボロでも。

確かに「止まない雨」はなかった。あれからほどなく、状況は変わり、今、毎日笑って暮らしている。泣いた分だけ、笑っている気がする。先が見えないから不安なのであり、いつかこんな日は終わると信じて歩いていけば、いつかきっと行きたい先にたどりつける。

雨があがり、明日はまたやってくる。

 

2006年9月21日

若い頃ならともかく、年と社会人経験が長くなるに連れて社会から求められることもだんだん変わってくる。若いうちは分を知らないのがいい所でもあるけれど、年をとって分を知ってこそアタリマエであり、分を知らないのは恥ずかしいことである。こういうのを年の功という。

職場でちょっとしたイザコザがあった。女同士のイザコザはめんどくさい。喧嘩両成敗というけれど、双方に言い分があり。内輪もめなら放っておけばいいけれど、ボスや他部署を巻き込んでおり、とりあえず問題を解決した後ボスにメールで報告。こういうときは感情的なことは書かずに、どういう状況で何が起こって、それに対してどういう対処をとったか、そして、今後の方向性を書いた。めんどくさいことに首をつっこみたくないと思われたらイヤだなー、と思っていた。こういうことをボスに耳に入れるべきか迷ったくらい下らない発端だったけど、イザコザの内容はボスも周知であり、最後は責任のなすり合いのような感じだったので。

ボスはその報告を聞いて何も言わなかった。くだらなすぎてノー・コメントだったのかな、と思いきや、ケンカした二人のうち一人の契約を切るように動いていたことが発覚。。たしかにPerformance的に問題はあったのは事実だけど。

仕事は、自分の能力を最大限に使ってその対価として報酬をもらう。生活の為ということもあるけど、それはみんな同じこと。与えられた職にのほほんと居座るのではなく、常に能力を最大限に生かし最善を尽くす。Performanceが認められなければ、必要とされる働きができなければ必要ないと考えられても仕方がないかもしれない。ある意味、Fairな判断だと思う。無理な職場で頑張るよりも、自分にあった職場で働く方がシアワセだし能力も発揮できるだろうから。正直、この問題にはアタマを抱えていた。いずれ時期がくれば解決策が出てくるだろうと思っていたら、思ったより早く速攻策が出てきた。

いろんな意味でManagement力が要求されるようになっている。年をとれば自分より若い人に囲まれて働くことになるから、自分が上司だったらこうするかな、と考えてみる。人を育てること、親になることはとても難しいのだった。

 

2006年9月23日

来週顧客がまたもや海外から来日するのでその準備でバタバタした。ボスは多忙のため、健忘症が悪化しているようで前に報告したことを何度も聞く。ミーティングのAgendaを作って添削してもらったら、赤ペン先生のように何度もチェックされてしまった。無言で渡すんだもん。。今日もシャトルバスで本社とオフィスを3往復くらいしていた。いや、最後は戻ってこなかったから2往復半か。

夕方本社に向かう時に「今日は戻ら・・むにゃむにゃ」としか聞こえなかったので、思わず、えっ戻ってくるんですか?!と聞くと、
「戻らず!」
とにこやかに去っていった。が、その後にすぐ電話しちゃったんだけど(仕事で)。

花の金曜日!用もないのに意味もなく嬉しい!!(予定はないけど)ボスも帰っちゃったし、来客準備もおおかた終わったし、今日は早く帰ろう。帰りに靴買って帰ろう。

帰りがけに本屋で本を数冊買って、秋ものの洋服をブラブラ見て、目当ての靴を買った。黒のシンプルなパンプスが欲しかったの。私は幅広足なので広めの靴でなおかつヒールはあまり高くないもの(5センチ限度3センチベスト)がいい。いつもワシントン靴店で買っている。ココの靴は割りと幅広で履きやすいシンプルなデザインが多い。気に入った靴を見つけて試着していると、母から電話が入る。なんと上のムスコが高熱!!

慌てて帰ると、夕食の北海道ラーメンを二杯食べ、熱っぽいから熱を測ったら39.8分もあったらしい。この高熱、しかしこの食欲は。。?座薬を入れてもらい、ゴロゴロしていた。明日は病院だな。食欲があるから大丈夫だろうけど。いつも来客があるときに限って子供が熱を出すと言うジンクス。。

金曜日の夜でよかった。明日の朝病院へ連れて行って、土日はゆっくり寝ていよう。お兄ちゃんがお熱だから、下のチビちゃんはおばあちゃんと寝てもらうように言い聞かせる。
「お風邪移っちゃうからね」
一瞬、納得したものの悲しみのあまり布団を抜け出し、えーんと泣き出した。
「どうちてボクはおかあしゃんと一緒に寝れないのー」
あまりにもさめざめと泣くので、仕方ないからチビちゃんと子供部屋の隣のリビングに寝ることになった。明日も病院に着いて来るのかなあ。。

 

2006年9月26日

長男の突然の発熱。その後、私にも移り、土曜日は二人で爆睡。そして、日曜日にはスッキリした私たち。こういう風邪?ともかく月曜日は二人とも完全復活し、元気に新しい1週間を迎えたのだった。よかった。

火曜日から遠い海の向こうから来客があり、ボスと一緒にバタバタしていた。そして、この火曜日は小学校の授業参観の日。なんでまた今日なんだ。。ごめん、今度は必ず行くからね、と約束し、帰ったらお話聞かせてねと言いながら出勤。

なんだか後ろ髪が引かれる一日。冷たい秋雨も降り始めた。朝からバタバタ慌しく、お昼もそこそこ一日中走り回っていた。そして、明日も続くのであった。ムスコも気になる、早く帰りたいけどなかなか帰れない。本社からオフィスに戻らず、そのままうちに帰っちゃおうかな、と思っていたら、我が社取締役である大ボスから電話が入った。
「いつ帰ってくるんだ?!渡したいものがある戻って来い!」
なにかしら?やり残したこともあるしやっぱし一度戻るか。夕方、ガイジン客がホテルに一旦戻っていった。じゃ、ワタシもオフィスに戻りますね、とボスに伝えると、
「タクシーで帰るの?じゃ、オレも乗る!」
雨の夕方、ちょっとしたデートになりました。えへ。車の中で色気とは程遠い話を続け、雨の中を進む。雨の夕方なので、いつもより道ずっと道が混んでいてなかなか到着しない。ボスとは緊張感なく、腹を割って話ができるので長い車中、居心地が良かったけれど。

ようやくオフィスに到着。リチャードさま(=ボス)は大股でものすごい速さで歩いていくから着いていくのが大変。もうちょっとゆっくり歩いてくれればいいのに(せっかちだから)。

大ボスはもう外出した後だった。移動に時間かかちゃったからな。ワタシに渡したいものは冷蔵庫に入っていると言う。なんと韓国マツタケ!韓国出張のお土産だったのだ。こんな粋な大ボスも大好き!

せっかくオフィスに戻ったのに、またすぐに会食先に行かなければいけないリチャード(似)様。今日で何回目かのタクシー会社に電話をかける。まったくうちは大得意さまね。ボスを見送り、残務処理をし、家路に着く。母にメールをすると、やはり長男は荒れているよう。弟とケンカをしたらしい。

家に帰ると、ワタシにそっぽを向いている。しばらくするとそーっとやってきて、今日の授業参観で発表したことをもう一度やってくれた。下のチビちゃんも発表できたそうだ。行きたかったなー。今度こそは行くからね!ママがんばる!

疲れたのか二人とも早く寝てしまった。上のムスコがコワイ夢を見たのか、寝入りばなに泣いていた。今日は寂しい思いをさせちゃったな。。ごめんね。
 

 

2006年9月28日

ものごとにはタイミングというものがあるらしい。どんなに頑張っても何の解決も見出せず、全く前に進めない時もある。でも、ふとしたタイミングで一気に進んでいくことがある。神様から与えられたタイミングはいつ訪れるかはわからない。わからないけど、最善を尽くしていれば、その時期はやってくる。

私の尊敬するノーラ・コーリさん(リンクしているcare the worldの管理者)のエッセイに「タイミング」よくこのタイミングの話が載っていた。

「・・・(中略)決して年を食えば成長するわけではない。私の知っている人でも年齢はいっているが、まだまだ理解ができていない人がいる。そのような人はまさに私に多くのことを教えてくれた。そう、つまりすべてタイミングなのだ。まだその人は、そのチャンスを与えられてないということだ。しかしその人を攻めることはできない。なぜならば、みんなそれぞれ成長のスピードが違うからだ。だから私達は人に対して寛容でなくてはならない。その人が歩む人生を距離をもって、批判することなく、見守ることだ。その過程をいかに支えてあげることが真のやさしさなのだ。 」

人によって成長のスピードが違い、色々なことがわかっていないのは単に「学ぶタイミング」をまだ与えられないだけのこと。そう、私は人に対して寛容であることを学ばなきゃいけないのかな。。その人が歩む人生を批判することはできない。学んでいく過程を以下に支えていくこと。とても難しいことだけど、やってみます。。

 

 

2006年9月30日

お客も帰り、ほっと一息。週末はボスもお休みでめずらしくゆっくりした一日だった。たまにはこんな日もないとね。そして、楽しい金曜日の夜は恒例となった夜の秘書会(ようはお食事会)。粋な常務ドノがバックについたお食事会なので普段は行けないステキなお店で美味しいお食事をするという貴重な時間なのだった。とはいっても、常務ドノはお財布だけ出し、行くのは秘書だけというそりゃもう嬉しい・・残念。。

今回はみなとみらい某ホテル内にあるチャイニーズ・レストラン。ミニ会席みたいなお料理だったけど、おいしゅうございました。夜景も綺麗だし、このあたりは大好きな場所。こんなところにオフィスがあったらなあ。
「でもね、こんな所で働いてたらランチにお金がかかるし、この場所はデートには使えないでしょ。オフィスは辺鄙なところでいいのよ!」
おっしゃるとおり。。

辺鄙な場所がオフィスになってしまったので、お昼ご飯は社食オンリー。お金かかんなくていいかもしれない。

ステキなホテルでお食事をしながらふと思い出した。香港に居た頃は、よくこんなお食事をしていたっけ。お金の感覚が鈍っていたか、今だけだからと思っていたからか。でも間違いなく思えるのは、毎日働いてたまにご褒美で食べるこんな食事の方がずっとおいしいということ。迷いながらも、自分の責任で選択し、行動すること、仮に失敗しても自身の責任だと思えるくらい自信がついてきたこと。これが一番の収穫。