2004年2月の日記

ひらがな

厳戒態勢

負け犬の・・

静かな日々

風のように

怒涛の1週間

日曜日!

特訓その後

歯医者通い

寒梅

バレンタインデー

13日の金曜日

もうすぐ小学校

キムタク

送別会

今日の災難

もうすぐ卒園

楽しい日曜日

思い出した

朝からウン

晴れの舞台

お休みの前は・・

温泉!

2004年2月1日

ひらがな

日曜日。唯一寝坊できるこの日。遅くまでぐーぐー寝てしまった。今日は、下のムスコのクラス交流会の日。保育園の近くの地区センターへ出かける。

わいわいママ達はおしゃべりをし、子ども達は外の公園で遊んでいた。ママ達の年齢は私とさほど変わらない気がするが、なかには年齢不詳、どう見ても10歳は若く見える人もいて、年を聞いてびっくりした。やっぱ、ミニスカートでぶいぶい言わすしかないのね。よし、がんばろう!(何を?)

帰り際、隣の図書室で紙芝居を見つけた上のムスコ。読みたくても彼はまだ字が読めない。下のムスコのクラスメートはすらすら字が読めるのを見て、ごまかしながら逃げようとする。この態度にかちんときてしまった。年下の子が読めるなら、彼にだって読めるはず。紙芝居の題を一字一字読んでいく。うろ覚えのままなので、さっぱり読めない。みんなが帰った後も小一時間ほどひらがなの勉強をする。そのうちに涙ぐみはじめている。図書室は閉まる時間になり、地区センターをあとにする。

駅のホームで、駅の名前を読む練習。家に帰って、お風呂場に貼られているひらがな練習表でも特訓。あまりの物覚えの悪さに思わずいらいらしてしまい、最後は、体育会系のしごきのようになってしまった。涙をぽろぽろ流しながら、ひらがなを一生懸命覚えようとするムスコ。ムスコも辛いだろうが、私も辛い。何をやらせても人より遅れているこのムスコが、人と同じことをできるようになるには後何年もかかるだろう。

このムスコがもっと小さい頃、発達の遅れを指摘されたことがあった。「正常」か「異常」かのボーダーライン。人間の発達に、線引きは難しい。たぶん、人より少しゆっくり成長する子なんだろう。友人の一人に、「これから苦労するよ」と言われた。たしかにそうかもしれない。でも、私の子どもとして生まれてきたからには、私しか育てられないと思う。

泣きながらお風呂を出て行く息子の背中。寝る前に、ひらがなとカタカナが全部読めて、書けるようになったら、あの机を買う約束をする。自分で本が読めて、手紙が書けるようになったらきっと楽しいよ。
「ボク、できないよ。。」
自然に読み書きを覚えられる子だっているだろうに。ふとこんなことを思った。「自然に」できるようになるには、彼にはもっと時間がいるのかもしれない。自然にできる子も、そうじゃない子も一緒にスタートラインにつく。遅くてもゴールに向かっていければいいさ。

特訓はこれから毎晩、続くのだった。To be continued..

 

2004年2月2日

厳戒態勢

朝、出勤すると、警備員達が正門、通用門などを固め、厳戒態勢がひかれていた。この寒空の下、直立不動で立つ警備員。突然、IDカードの提示を求められた。本館ではない別館なので、IDカードを持ち歩かない社員は多いはず。。案の定、階下で捕獲された社員達は、受付で臨時IDカードをもらってようやく入れたのだった。

この物々しい警備は、中東の情勢悪化によるテロ防止のためらしい。しかしだな。ウチのこの会社にテロリスト来るのかしら。。職場は、ものものしい警備とは無縁にいつもどおり始まる。午後から、つめたい雨が降り出した。昨晩、暖かかったので油断して薄着で来たことを後悔する。でも、大寒前後のあの耐えられない寒さではない。

契約更新後の賃金値上げ交渉は、派遣会社と調達部を通して行われている。調達。社員なら「人事部」が担当するが、派遣社員の場合「調達部」が担当なのだ。つまり、鉄鋼も資材も「調達」されるのだ。以前、外資系で働いていた子が言うには、購買部が派遣社員を調達していたそうだ。購買。。人身売買みたい。ともかく、最低値上げ額と最高値上げ額をこちらが打診し、実際の値上げ額は調達部が決める。最低値上げ額は上回ることは約束されたが、具体的な金額はまだ調整中とのこと。賃上げは2月からということで決まった。やった!

雨の中、ムスコちゃんたちをお迎えに行く。最近、要領もつかめてきたので、定時で仕事はさっさと切り上げ、バスで保育園へ行く。電車の方が、安全確実なんだけど、数駅での乗り換えは面倒だし、走らないといけないし。

同じ保育園のパパさんが近所まで車で送ってくれた。ムスコが仲良くしている子のパパだが、口べたで無口。私も、自分から喋りたい方ではないので、ちょっと困ってしまった。ありがとうございます、と言うと、照れているのかあらぬ方向を見ている。あらら。。

ひらがな特訓の続き。今日は、ひらがなが書かれている積み木を使った。昨日のひらがな表よりいい感じ。ひらがなが読めなければ、裏の絵を見て想像する。あいうえお、かきくけこ、一行ずつ積み木を積み上げて、一つ一つ読みあげ、ノートにひらがなを書いていく。絵を見ながら答えている字がほとんどだが、前よりは随分まし。ひらがな全てを読み上げ、書き終わった。終わったあとはハグして、いい子いい子する。がんばれがんばれ。

 

2004年2月3日

負け犬の・・

貧血がひどくなっているようで、布団のあげおろしでも息切れがする。そういえば、若い頃、ひどい貧血で電車で気分が悪くなったり、立ちくらみがして酷かった。香港に住んでから気がついたら治ってしまったのだが、炒め物が多い香港の料理は、知らない間に貧血予防になっていたらしい。帰国して1年ちょっと。また、貧血。総合ビタミン剤を飲むようにしているが、しょっちゅう飲み忘れ。

毎晩のひらがな特訓のせいか、眠くて目の下にクマができてしまった。特訓前に比べると、けっこう理解度はアップした。下のムスコもやりたいと言い出したので、上のムスコを先生に任命し、わかる字を教えあいながらひらがな表に向かっていた。

仕事では、2月で4名辞める事になり、新しい派遣社員の面接が始まっている。入れ替え時期?あっという間にお局になりそう。職場の同僚達と今話題の本の話で盛り上がった。「オンナ30代、未婚、小なし」は世間一般から見たら「負け犬」なんだそうだ。さしずめ、私は負け犬リターンズ?この職場は「負け犬」だらけだと気づいた同僚のMさん。「負け犬」の特色など分析していた。

例えば、欲しいものがあって人に可愛くおねだりできちゃうのが「勝ち組」。いかにお金を稼いで自分で買おうと考えるのが「負け組」だと言っていた。あら、じゃあ私は完璧「負け」だわ。あはは。これは世間一般からはそういう風に見えるというだけで、実際に幸せかどうかはわからないというオチがついている。

なぜか、「負け組」ばかり雇うこの職場。バレンタインデーの義理チョコはどうする?と相談したら、「あげたい人はあげればいいし、嫌な人はやる必要なし」とあっさり決まった。恵まれないおじさんに愛の手をさしのべるニッポンのうるわしい習慣はすでにすたれつつあるらしい。

 

2004年2月5日

静かな日々

少しずつ寒さが和らいでいる今日この頃。一時の耐えられない寒さはない。いつもどおり子ども達を保育園へ送り、会社へ向かう。バスを一本乗り遅れてしまったので、9時ぎりぎり出社。とはいっても、ほとんどが定時に出社していないので余裕であった。

同じ保育園ママのOさんから夕方突然、電話があり、
「お迎えに間に合いそうもないから、うちの子も一緒にお迎えできるかな」
そんな日に限って、私は残業。。いつも車で送ってもらっているし、その子がよくママを待っているのを見ていたので、なんとかしてあげたかった。今度、遅くなりそうだったら一緒に帰ろう。帰る方向も同じだし。

このHPにも紹介している「Care the world」の主催者であり、海外医療コンサルタントでもあるノーラ・コーリさんとメールで話す機会があった。彼女が書く「心の栄養」というお話が大好きで、よく読ませていただいている。読むといつも泣いてしまうのだけど。理知的な方でもあり、人の立場や気持ちがよくわかる方なんだろう。きっと彼女は辛いことをいっぱい乗り越えて来たに違いない。

懐かしい人からふと連絡が届いたり、人からちょっとした気遣いを受けることで自分が幸福に感じる。幸せかどうかは、自分の気持ちの持ちようなんだろう。子ども達は幸せそうに見える。もっともっと幸せになって欲しい。それが私の幸せだから。

 

2004年2月6日

風のように

2月は短い月。あっという間に終わってしまいそう。寒い冬もいずれ終わり、暖かい春がやってくる。

暖かい日が続いたと思ったら、また寒い一日に舞い戻った。仕事上のアクシデントで、午後は忙殺された。職場に緊張感が走っているので、なんだか疲れてしまいがち。今日は特に、神経を使う日だった。ふう。。

私のいる部署が、別の部を吸収する話を聞く。さらに大所帯になるかもしれない。また、オフィスの引越し。やだやだー!吸収合併したらどうなるんだろう。穏やかに働いているあの部も、ウチの部の荒波に飲み込まれてしまうのだろうか?くわばら、くわばら。。

同僚の女の子達に
「長い間、海外にいたのにすっかり日本に馴染んでるよね。日本でも十分生きていけるよ」
と嬉しい言葉をもらう。日本でもなんとか生きてます。でも、老後はあったかい国でのんびり暮らしたいわ。

風のように日々が流れて行く。自分が何をやっているのかさっぱり分からなくなる時がある。朝起きて、仕事して、子ども迎えに行って、ご飯食べてお風呂入って寝る生活。時間を見つけて、子供の学校関係にかかわり、バスの中で連絡帳を読み、歩きながら次のことを考える。ふと、鏡を見ると、そこに写っているのは小じわの増えた顔。ひえ〜。ふと手元を見ると、白魚の手(・・をい)はすでになく、あかぎれ、ひびわれのできたごつい手。誰が見ても、世間知らずのお嬢さんには見えない(当たり前だ)。

社内随一のお局さまと恐れられるA女史。周囲が被害にあう中、私はなぜか被害は受けてない。私ってこわい?

 

 

2004年2月7日

怒涛の1週間

怒涛の1週間が終わった。ちかれた。

英語のアルバイトの日。前回はバスに乗り遅れるという失態を犯したので、今日は早起きした。英語の授業の前日まで、ネタ探しに憂鬱になるが、当日になると本番に強い私は、授業の大筋を頭の中でまとめられる。家にちょうどいい英語の絵本があるのでそれを使っちゃおう。今日は、見学者を含めて15名と大人数で、親御さんも見学していたが、いい感じで授業が進んだ。最初の数ヶ月は、英語にあまり反応を示さなかった子供たちも、1年近く経った今、驚くほど成長している。子供はすごいと思う。自分のムスコにも、これくらい根気強く教育できればいいんだけどねえ。

午後は、家事とサッカー。サッカーの方は、まあ・・あまりセンスはないけど、本人はやる気十分で頑張ってるようだから続ければいいさ。小さい間は、自分が興味があることをどんどんやればいい。先は長いのだから。

子どもの頃の男女の性差は激しいと思う。女の子だけ育てているママは、男の子を育てたら戸惑うと思うし、逆も然り。どっちが手がかかるといえば・・男の子じゃないかな。母親はオンナだから、自分と違う性別の動物みたいな子供に手を持て余していることは多いと思う。私もその一人なんだけど、大人の男女を見ていても、やっぱり違う。思考回路そのものが違う気がする。男女は理解しあうのではなくて、受け入れあうものなのかも。

色々考えながら、今日の一日が終わる。明日は日曜日。

 

2004年2月8日

日曜日!

嬉しい!久しぶりのお休み!思いっきり寝よう!ぐー。。

朝起きたら、9時だった。ムスコ二人がプリンを奪い合うといういじきたないケンカをしていて、うるさくて目が覚めてしまった。でも、まぶたが重くて、目が開かない。布団の中でごろごろしていたが、いつまでも寝ていても仕方がないのでのそのそ起き出す。洗濯して、掃除をしていたら、思い立って押入れの片付けと子供部屋の片づけを始めたら、止まらなくなり、終わったら3時だった。遅い昼食を食べて一息。もう夕方。

これから買い物行かなきゃだわ。行かなきゃなんだけど、こぎたない格好しているので、身支度しなきゃと思うと腰が重いのだった。・・暗くなってから行こうかな。

明日からの職場での喧騒を考えると、どきどき。でも、なんとかなるさ。
 

 

2004年2月9日

特訓その後

上のムスコのひらがな特訓が始まってほぼ1週間。あまりの覚えの悪さに私は切れ気味。怒られて、泣きながら勉強する事が多い。しまいに、ひらがな特訓をしようとすると、寝たふりをしたり、逃げ出すようになってしまった。

「字が読めないなら小学校に行かなくてもいい。ずっと保育園で赤ちゃんと遊んでなさい!」
我ながら大人気ない叱り方をしてしまった。小学校行きたいからやる、というので始めたが、いつもと変わらず。。

うちは祖父母と同居しているので、特訓が始まると「そこまでやらなくても・・」的な雰囲気が流れる。息子は特訓が終わると、祖父母の所に走って行く。

勉強でもスポーツでもなんでも、自分が楽しんでやらなければ長続きしないし、伸びていかないを持論にしている私にとっては、今の状況は受け入れがたし。。たしかに、周りを見ると、小学校入学前には読み書きができる子がほとんど。それに比べるとたしかに息子は遅れている。学校に行けば、大変だろうなと思う。だからこそ、始めたのだが、これで仮に読み書きができるようになっても、読み書きが好きに慣れるんだろうかな。私なら・・私なら、絶対に嫌いになると思った。これはいけない。一時休止。

遅い子は遅い子なりの成長の仕方があるんだろうな。彼なりに頑張っているんだろうな。もう少し様子を見ながら、休みながらやってみようか。息子につきあってみようかな。

そんなわけで、一時休止。次の一歩は、息子に任せてみよう。

 

2004年2月10日

歯医者通い

朝からいきなり乗るバスを間違えてしまった。しかも、いつも一緒にバスに乗るインターナショナルスクールに通うチャイニーズの子供たちまで、私達につられて間違ったバスに乗ってしまった。。次の駅で降りて、バス停に走る!朝から走り回り、ちかれた。ごめんよー。

海外でアクシデントが発生したため、役員ドノを初め、営業部長もみんな出張に行ってしまい、平和な毎日である。あまりに平和すぎて、おやじギャグをとばすおじさんやら、パソコンでゲームを始めるおじさんもいた。嵐の前の静けさなのは百も承知なので、今のうちに休んでおけとばかり、ぽけらーっと働く。

夜は上の息子の歯医者の予約。神経治療の続き。噛み合わせも悪いので、いずれ矯正しなければならないかもしれない。しかも、虫歯になりやすく、進行も異常に早いので、歯医者通いはしばらく続くだろう。。はあー。

治療が終わったらもう8時過ぎ。近くてご飯を食べたら、食うわ食うわ。スパゲッティ二杯おかわりしていた。家にたどりついたら、9時半。子ども達はお風呂にも入らず、即効で寝てしまった。私も眠い。。

小学校入学をひかえて、色々準備しなければならないんだけど、何もやってない。何も買ってない。その前に、卒園文集もできてない。今月中になんとかしよ。今日は寝よ。

 

2004年2月12日

寒梅

もう梅の季節らしく、近所の庭園で梅まつりをしていた。春はもうすぐ。

毎朝寒くて、布団から出るのが億劫。目が覚めても、まぶたが開かず、体も動かず。血圧が下がっているのか、体が起き上がらない。重い体をようやく起こす。寝起きは食欲もなく、体も冷たくて、鳥肌がたつほど寒い。セーターの上にスエードのジャケットを着て、レザーパンツを履き、その上にカシミアのロングコートを着て、ストールまで羽織って出かける。今日は、香港時代からのお友達の家に遊びに出かけた。香港にいた頃は、家が近かったのでよく行き来していたが、帰国してからはなかなか時間がとれず、今回お邪魔するのも随分、久しぶりだった。

寒いけど、いいお天気。自転車の補助輪取りの練習もしなきゃな。気候がいい時は、自転車に乗って公園へ遠出していたが、冬になってからは一度も行ってない。

電車を乗り継ぎ、お友達の家に到着する。お休みだったので、ご主人様もいて、食事の支度やら子供の世話やらしてくださった。結婚していた頃、夫が何かを手伝ってくれるというのがあまりなかったので、なんだか恐縮してしまうというか、感動してしまう。保育園に行っても、パパ達が子供の送り迎えとか、奥様が仕事中の子供の世話など全てこなし、目からウロコが落ちる思いである。

お昼にパスタをごちそうになり、いじきたないくらい親子で食べてしまった。ごちそうさま♪家でパスタを食べる事がなくなってしまったので、うれしい。食後は、自転車のりの練習をさせてもらったり、カルタをして遊ぶ。ひらがなカルタ。大好きな動物のカルタで楽しそうに遊んでいた。カルタ家にあったかな。探すより買った方が早いか。。冬は寒くて外に出たくないので、家で遊べるのがいい。ひらがな読みの練習にもなるし。上のムスコは、文字を書くのがすきなんだけど、読むほうがまだ。カルタで上下ムスコ一緒に教えちゃおう。

子どもの服や靴までたくさんいただいた。ちょうど、入学前に買わなければいけないと思っていたものばかり。本当にありがとう。早速使わせていただきます!

帰りの電車の中で親子で眠ってしまった。寒くて仕方がないと思ったら、どうも風邪気味らしい。お風呂に入って、子どもと一緒に前後不覚に眠ってしまった。真夜中に目が覚め、薬を飲む。ああ、なんだか風邪の引き始めの嫌な予感。今週はあと二日。土日は仕事がないので休もう。ひらがなかるた買ってみよう。

 

2004年2月12日

バレンタインデー

明日は13日の金曜日。土曜日が14日バレンタインデーなので、会社で義理チョコを配るのは明日というところが多いだろう。

義理チョコを配るのは有志だけのはずだったが、やはりというか、みんなでお金を出し合って役員ドノにあげようという話になる。実は、あんまりそういうのは好きじゃないんだけど、カドが立たない様に断わりたい気分。私以外にも数人遠慮したいという人達がいたので、さりげなく、不参加。秘書なのにあげないの〜と言われたが、それとこれとは話は別だと思うので、さりげなく逃げる。

出張中の役員ドノから電話。明日の昼に帰国し、そのまま出社するらしい。平和な日々ももうすぐ終わりなのだった。別の部署の人から電話が入る。
「ボクの質問にイエスかノーかで答えてください!役員ドノは今いますか?」

ノーです。いませんよー。
「そーですか。じゃあ、これから行きます」
って・・。

明日は保育参観。その前に、したのムスコを目医者に連れて行こう。終わったら、入学準備の買い物、そのあとは出社。私も病院行こうかな。。風邪気味。。

 

2004年2月13日

13日の金曜日

13日の金曜日。思い立って、下のムスコを朝一番で目医者に連れて行った。待つ事1時間、診察3分。慢性の霰粒腫は随分、よくなったものの、まだ赤くなっている。今回は目薬と軟膏をもらう。

その後、保育園で保育参観。保育園ママはみんなお仕事をしているので、保育参観日は1週間あり、好きな時間に好きなだけ参観できる。教室の横でクラスの中を覗き見る。同じクラスのママと話していたら、別の保育園から転園してきたと言っていた。私の住む市は、保育園の数が足りない。切羽詰って、評判のよくない保育園に入れなければならないこともある。私の家のすぐ側に夜間保育園ができたが、転園させる気になれなかった。下手に移って、気に入らなくても出るに出れない。幸い、のびのびしたいい保育園に恵まれたので、最後までお世話になることにする。

この保育園。市内では一番古く、戦後すぐにできた保育園。「お勉強」らしいことは一切しない。唯一、こだわっているのがキリスト教教育。毎日、聖書を先生方が読んで聞かせ、お祈りをする。給食は、牛肉、豚肉は一切用いず、基本的に野菜と魚、たまに鶏肉がでる。給食は手作り。おやつは自然食品のみ。野菜嫌いのムスコ達はこの給食がほとんど食べられなかった。でも、野菜を食べるのにいい機会。入園して1年経つ頃には、何でも食べられるようになった。子どもの表情を見ていれば、「いい保育園」かどうかわかると、転園させたママが言っていた。彼女が最初通わせていたのは夜間保育園で遅くまで預かってくれるし、近いので便利は便利だったらしいが、それだけで保育園を決めるわけにはいかない。丸一日、園で過ごすんだから。

1時間ほど参観した後、小学校の体操服、お風呂に貼るカタカナ表など買い物を手早く済ませ、会社に戻る。走り回ったせいか、風邪のせいか体がだるい。会社の医務室へ行ったが、休診だったので手持ちの解熱剤を服用。

さてさて、今日は、長い間、連ちゃん海外出張に出かけていた役員ドノご帰国の日。成田到着は14:00予定。おそらく、機内から出てきた瞬間に電話が入るであろう。案の定、14:05に電話が入る。いよいよ日本上陸!平和なオフィスに走る緊張感。このスピードなら、夕方5時前には出社するかもしれない・・そう予測しながら、戦々恐々仕事をするのだった。16:00過ぎ。またもや役員ドノから5分おきに電話が入る。あと、何分で出社するのだろうと皆、胸の中でつぶやく。今のうちにやることをやっておかねば。。

そして、16:30。今日は、出社しないとの報告を受ける。オフィスは歓声に包まれたのだった。
「『勝訴!』って張り紙はりたいよねー」
とMさんが叫ぶ。台風上陸がそれた!、とか口々に言いたいことを言う。しかし、台風は行ってしまったわけではなく、来週来ることに誰も気づいていないのだった。

13日の金曜日は慌しく過ぎていった。残業して、買い物して家に帰る。知らない間に、ちょっと暖かくなった。

 

2004年2月15日

もうすぐ小学校

もうすぐ小学校入学。お友達から入学式と卒園式用のスーツをお祝いにいただいた。うちは贅沢な生活はできないので、あるもので済ませようと思っていたが、せっかくいただいたのでありがたくいただきます。本当にありがとう。今日は午前中、学童保育の入所を申し込んできた。その後、同じ保育園のシングルママ親子とお昼を食べて、入学に必要なものを色々購入。

人には色々な考え方があり、家の事情も色々だから何が一番とはわからない。どうしても外で働きたいというママが保育園に入れないとこぼしていた。保育園も幼稚園もどこもいっぱいらしい。仕事をしたいとはいえ、残業はできない、でも、単純作業的な仕事は嫌だという。
「保育園は低所得者優先だからうちは入れないの」

・・そう。うちは低所得者代表みたいなものだし、母子家庭だから優先的に入れたのはたしかだけど。子どもが小さくて身動きとれないのもわかるし、仕事をしたいという気持ちもわかる。でも、できることしかできないから、独身でキャリアを目指す子達と視点が違うから。彼女は優秀だし、今、無理をして動かなくても、いいチャンスに恵まれると思うのだけど。これ以上言うと、ひがんでいるように思われそうでやめた。

子どもにとって親がどうあるべきかは人それぞれだと思う。仕事を続けながら子どもを育てている人もいるし、家で子どもとずっと過ごしたいと思う人もいるだろう。どちらの道を選んでも、嫌な事もあるだろうし、大変だと思う。全て満たされる事はないと思う。ただ、どの道を選んでも自分が選んだのだから、人を羨む必要もないし、卑下する必要もなく、自分ができることをできるだけやればいいと思う。

友達のシングルママと話をした。子育ての事とか色々。彼女のムスコちゃんは今、習い事をしている。家に帰って宿題をしなければいけないが、そのムスコちゃんはそれが嫌で逃げようとする。彼女は職場から毎日自宅に電話を入れ、ムスコちゃんは泣きながらやるパターンらしい。その成果はちゃんとあらわれており、彼は友人達に読み書きや算数を教えているらしい(うちのムスコは算数を習ったらしい)。一つ人より少しできるようになれば、自信もつくし、次に進む意欲も出てくる。

うちの上のムスコ。サッカーを続けたいらしい。昨日の練習試合では2回シュートできたと言っていた(初心者チームで)。
「小学校に行きたいけど、べんきょうだけしんぱい」
というムスコ。がんばれがんばれ。そう思っているなら、きっと出来るようになるから。

 

2004年2月17日

キムタク

なんだか慌しい私の周囲。英語の授業のアレンジやら、仕事のドタバタやら、学校行事やら。あっという間に年は暮れ、いつの間にやら2月中旬。保育園の2階の窓から外を見ると、桜の蕾が見える。春も間近。

上のムスコは卒園前の行事の発表会の練習に忙しいらしい。曲は「世界で一つだけの花」。CDを買い込み家でも練習。親たちは劇をすることになったが、いかんせん、皆仕事をしているので集まって練習ができない。とりあえず、役を決め、ほぼぶっつけ本番で劇をすることになりそうだ。私は、結局、パワーレンジャーになることになった。全身着ぐるみ、ぴちぴちのボディスーツを着て、パワーレンジャーに扮する事になった。これってウケ狙い?友人のママと一緒にやるから、まあいいわ。やるからには恥を捨てなければ。オンナも捨てて、人間も捨ててる?

うちの近所でキムタク主演ドラマの撮影を毎週やっているらしい。キムタクを見たチビちゃんが騒いでいた。まあ、一番騒いでいたのは親だろうけど。ムスコ達はテレビをほとんど見ない、見れないので
「キムタクってだあれ?」
と言っていたが、「世界で一つの〜」を歌ってるお兄ちゃんだよ、と答えるとわかったような顔をしていた。

今日は、早退して劇の練習に行きたかったが、とても行ける状態ではなく、気がついたら帰る時間。。職場では、春の組織改編の動きが本格的に始まったようだ。私のいる部が統合される。どうなることやら。派遣社員の入れ替わりの時期でもあり、新しい人達が続々入ってくる。出て行く人達もいる。

春から上のムスコちゃんはぴかぴかの一年生。下のムスコは年長さん。私も新しい生活が始まりそうだ。

 

2004年2月18日

送別会

今日は、Rちゃんはじめ、辞めてしまう派遣社員の送別会であった。幹事は私。男子禁制、女子のみで焼き鳥屋での送別会。楽しいひと時でした。

オンナは強い。打たれ強いし、臨機応変、柔軟に生きていけるのはオンナだからかも。海外に転職してしまうアナタ。海外転職を控えているアナタ。落ち着くまで時間はかかるかもしれないし、大変なこともあるだろうけど、何かを手離せば新しいモノが手に入るから。執着していることを思い切って手離せば、別の新しいものが手に入るから。開かないドアは何度叩いても開かないから。次に進む勇気とか気概があれば、なるようになるから。運命が後押ししてくれるから。大丈夫。

私は今、動くわけにはいかないから。もうしばらくこのままでいます。でも、チャンスがあれば、チャレンジする気概は残っているから、転機を待ちます。みんなまだ若いから、若いということだけでも素晴らしいことだから、新しいことに踏み出す機会があって、それを生かすことができればもっと新しい未来が開けてくるからがんばって。どこに進もうとも、道はあるから。与えられたチャンスを最大限に生かして、自分さえしっかり立って歩いていけば、必ず道は開けるからね。

賢くて若いというだけでエネルギーが満ち溢れている。未知の未来が待っている若者を見るのはうれしい。自分を型にはめないで、終わったわけじゃないから、死ぬまでチャンスは続いているから。これは自分にも言い聞かせたい。できないことに言い訳することもできるけど、できないからできないじゃなくて、不可能の中でも少しの可能性を見つけて。手を伸ばせば掴めるから。勇気はいるけど、できないと諦めないで。

色々考えた酔っ払いでした。

 

2004年2月19日

今日の災難

酒を飲んだ翌日はきつい。。早寝早起きの習慣がついているので11時を過ぎると、自然に眠くなってしまう。昨日はさほど飲んでないし、11時でさくっと切り上げてきたが、今朝、起きる時は死ぬかと思うくらい辛かった。職場に着いたときは、最高にやる気なし状態。

今日は、グレーの体のラインがくっきりでるお上品なタイトスカートに、白のセーターを着て働いていた。タイトなお洋服は、気持ちまで引き締めてくれるのね。てきぱき動きながら椅子に座った瞬間、嫌な音を聞いた。ビリッ。。ビリッ?もしかして(滝汗)。。

何食わぬ顔をしてトイレに立ち、スカートの後ろのスリットを見ると、見事に裂けていた。きゃあーー!今日の午後はお客さんが来るんだよ。予定では、お上品にお客様をご案内するはずだったのに。こんなやぶれスカートで一日過ごすことになろうとはっ!

日ごろの行いの良い私は、化粧ポーチに裁縫道具を入れている。便器に座って、針と糸を取り出し、とりあえず応急処置。ちくちく。。思ったよりも重症であった。応急処置くらいでは修繕不可能。知恵を絞った挙句、とりあえず、破れた箇所は深いスリットということにしておいて、スリットの位置を横に変えてみた。これ以上、破れないようにそおっーとしとやかに歩く。座る時は、これまた用意の良い私は、バーバリーのもらい物のひざ掛けをひざの上にかけ、ボロ隠し。

午後も何食わぬ顔をして働く。だあれも気づいていないようじゃ。ほっほっほっ。予定より少し遅れてM商事の方ご到着。にっこり微笑んで、いつもより深いスリットが目立たないようにいつもより小幅で歩く。会議室にご案内し、お茶の用意など喫茶室のおばちゃんに頼み、席に戻る。はあー、汗かいちまったよっ!

二日酔いの翌日、より一層疲れる事件であった。今日は、早く寝よ。

 

2004年2月21日

もうすぐ卒園

朝、起きれない。今日は、保育園で劇の練習があるというのに!もたもた起きて、洗濯していたら、ムスコ達が部屋を散々散らかし、それを見たおばあちゃんが
「少しくらいは家事をしなさい!甘えるな!」
と激怒。母はたいそう綺麗好きで「いつでもお客様が来てもいいように」家を綺麗にしておく主義。私は、掃除は土日祝日のみ、あとは気が向いた時だけでいいやと思っているあたりが、ミゾを深める一方になるのだった。機嫌が悪くなると、孫にも当たるので困ったもんだ。。

甘えるわけにはいかず、とりあえず片づけを済ませて、バス停に向かう。土曜日はバスが来ないので、駅まで歩いて保育園へ。思いっきり大遅刻。ぜいぜいいいながら、部屋に入ると、すでにママ達は劇の通し練習に入っていた。みんな仕事をしていて時間が合わせられないので、ほとんどぶっつけ本番、アドリブ自由の劇である。私は、全身着ぐるみなんとかレンジャーになり、踊る事になった。受けること間違いなしだわ。あはは。

みんな芸達者で、なかなか面白そうな劇になりそう。子どもも喜ぶといいんだけど。劇の練習の後は、まだ出来上がらない卒園文集の整理。来週の劇本番の後、一気に仕上げる予定。

ムスコ達がこの保育園に入って、ちょうど一年になる。毎日40分歩いて通っていた頃、3歳の下のムスコがふらふらになり、転んで顔面をぶつけたり、色んな思い出があった。元気に通ってくれてよかったと思う。毎朝、先生がピアノで卒園式の練習をしている。

  いつのことだか 思い出してごらん
  あんなこと こんなこと あったでしょう
 
朝の光の中で、この伴奏を聴いただけで、涙が出そうになる。卒園まであとわずか。

 

2004年2月22日

楽しい日曜日

春のような暖かさ。コートを着ていると汗ばむほどの陽気だった。今日こそは教会に行こうと思ったが、例のごとく、掃除や片づけをしているうちにあっという間に午前中が終わってしまった。ああー。

保育園に入ってから、子どものお友達を家に呼ぶ事もほとんどなく、保育園と家への往復の毎日。上のムスコが卒園を控えている事もあり、ムスコのお友達母子と来週に温泉に行くことにした。派遣会社と提携しているホテルなので料金はとっても安い。北関東にある温泉。憧れの特急電車に乗って行こう。そんなわけで、今日は電車の切符を買いにでかけた。土日は混んでいるらしく、満席の電車が多く。結局、予約できたのはホテルのチェックインより1時間半早い電車だった。まあいいや。みんなで行けるだけでも楽しいし。

その後は、友人母子を家に招く。子ども達は久しぶりにお友達が家に来てくれたので大喜び。母はお喋りさ!こちらはシングル親子なので、空いている日は日曜日が多い。でも、ご主人がいる家庭の子を日曜日に誘うのはなんとなく気が引けてしまう。彼女もシングルなので、そこらへん気兼ねない。

最近、思うのだけど、結婚しているしていないにかかわらず、誰でも問題とか大変さを抱えている。自分たちばかり大変というわけじゃないんだと思う。かえって、煩わしい事は少ないんじゃないかと思う。忙しくしている分、余計なことは考えなくて済むし、気楽といえばかなり気楽な生活。結婚している人から
「気楽でいいわね」
と言われると、そうかなあと思うけど、そう聞いている人にしてみたら、煩わしい事が少なく見えるのかも。ないものねだりは始めたらキリがない。仕事をしていない人は仕事をしている人が羨ましく見えたり、結婚している人が結婚していない人を見たら気楽に見えたり。どの立場に立っても、全て満足できるわけではなく、大変じゃない人はいないと思う。結局は、自分が納得できるかできないかだと思ったりして。

もうすぐ春が来るらしい。日本では春は新しい季節。植物のサイクルと同じく。

 

2004年2月23日

思い出した

あったかくなって嬉しい!へーくしゅん!!あったかくなって思い出した。そう、私は花粉症。ずるずる。。でも、寒いよりいいや。ぐじゅぐじゅ。。

今朝は暖かかったので、ショートコートにストールをはおって出かける。ムスコちゃんたちは、袖なしダウン。久々にロングブーツのお世話になることなしっ。セーターを着ていたので、日中は暑かった。冬物を全部しまいこみたくなったけど、日本は気候の変化が激しいのでまたそのうちに寒くなるだろうな。

春の組織改編に加え、派遣社員の入れ替わり時期らしく、新しい子に仕事を教えながら・・って私も半年前に入ったばっかりなんだけど。組織改編後はどこに配属されるのかしら。
「そりゃ、役員ドノの下だよ」
ああ、そうですか。そうですよね。しかも、部内の雑務もしているので、兼務って感じであっちゃこっちゃの仕事をすることになりそうだ。いつのまにか古株、お局になりそうな気配。一見、えらそーに見えるらしいけど、実は私も新人みたいなものなのよ。
「何年働いているんですか?」
って今日も聞かれたけどさ。しかも、やはりオフィスの引越しは免れないらしく、うんざり。めんどくさー。

週末は温泉旅行。久々にゆっくり温泉でもつかってこよう。近くにおサルもいるらしいので、おサルも見てこよう。

 

2004年2月25日

「お空からなにかおっこちてきたー」

今朝、保育園へ向かう途中、下のムスコがつぶやく。トリのフンじゃないのー。きゃー。朝からウンをつけられて、今日のすがすがしい一日は始まった。

もうすぐ雛祭り。保育園にはお雛様が飾られ、明日の年長さんお別れ会の準備が着々と進んでいる。子ども達は楽器演奏の最後の仕上げ、母達は劇を披露する。そして、私はレンジャー部隊として踊るのだ。明日はぴちぴちの服着なきゃ。だって、全身着ぐるみだし、コスプレだし(何か勘違い?)。

職場では、来月から組織改編。もうどうにでもなれってんだい。なんでも、昨晩、役員ドノが出張に行く前に大荒れだったらしい。でも、今日は日本を出ちゃったので静かな職場であった。

夜は、上のムスコの歯医者。保育園のクラスメートのご両親が歯医者なので、かなり慣れ慣れしいムスコ達。歯医者通いももうすぐ終わり。歯医者の後はいつものように夕ご飯を外で食べる。今日はラーメンにしよう。学生街でもあるので、食べる所は結構あるのだ。

このラーメン屋。ソーメンのような細い麺。スープは冷めすぎ。チャーシューは柔らかすぎ。スープのコクが足りず、味噌の味ばかり強調されている(美味しんぼ的表現)。・・はっきりいって、不味かった。うちの近所のラーメン屋の方がずっと美味しい。念のため、うちのムスコ二人に評価を求めてみた。
「おうちの近くのほうがおいしい」

よーし。よく言った!それでこそ食通のムスコ。そんなことを言いながら、3人揃ってラーメンとどんぶり飯を残さずたいらげたのだった。

明日はいよいよお別れ会。きんちょーしてきちゃったというムスコちゃん。カメラの用意しなきゃ。いそいそ。。もう保育園もおしまいかあ。なんだか寂しいな。

 

2004年2月26日

晴れの舞台

本日は、年長さんのお別れ会。子ども達は劇と楽器演奏を披露し、親たちも劇を披露する。保育園ママは普段、お仕事をしているので、仕事の合間を縫ってほとんどぶっつけ本番状態。会の前に、教会で通し練習をする。レンジャーに扮する私。登場と退場、踊りをもう一度復習。ちゃんとできるかしら。

さて、いよいよ会が始まる。お祈りをして、賛美歌を歌い、聖書のお話を聞いてから子ども達の催しが始まった。何度も練習したらしい楽器演奏。ドーンと太鼓の音にびびらされ、それは始まった。真剣な表情の子ども達。途中から先生は泣きながらピアニカを弾いていた。親たちは泣きながら聞いていた。朝から夜までずっと親から離れて園で過ごす。家よりも保育園で過ごす時間の方がずっと長い。親の目の届かない所で、こんなに大きく成長していたのか。仕事の事、家の事、子どもの事で毎日てんてこ舞い。毎日が必死だったけど、子どもは子どもで必死に生きている。短い演奏だったけど、本当によく頑張った。

散々、泣いた後、親たちの劇が始まる。やばい、全部忘れてしまった。。でも、あんなにすばらしい晴れの舞台を見せてくれたのだから、頑張らねば!いつもはママだけど、この日はレンジャーやミッキーマウス、アンパンマンやくまのプーさんになっていた。普段のきりりとした職場の顔はかなぐり捨て、オンナはとうに捨て、劇中の登場人物になりきった芸達者な役者集団と化していた。いつの間にやら、台詞が変わっていた気がするが、子ども達は大喜びの大ウケ。レンジャーの登場は、もちろん大ウケでしたよ。うふふ。よかった、無事に終わって。。そう思っていた瞬間、子ども達から思わぬ反応がっ!
「もっかいやって〜」
「もっと〜」
史上初の、親の芝居のアンコールがかかったのだった。

「・・・」
すでに手持ちの芸を出し尽くし、呆然と立ちすくむ親。ほとんど瞬間芸の一発芸に近いものがあったため、同じ芝居は二度できないのだった。プロデューサー役のママが歌を歌おう!と言い出し、一人で歌って踊り出す。芸を出し尽くした私達は、背後で盛り上げるだけだった。お疲れ様でした。

会の後は、疲れたという間もなく、卒園文集作り。2時間ほどで大方終わり、みんな職場へ戻って行った。私は有休を取ったので、久しぶりに平日の昼間を子ども達と歩く。なんだか一仕事終わったようで疲れて眠くなってきた。

お家に帰った後は、部屋の模様替えをふたたび。パソコン用のデスクを子ども部屋に移動し、上のムスコの暫定勉強机にすることにした。ついでに本棚も移し、座卓をPC用に引っ張り出す。荷物が少ないと、移動も楽なの。2部屋分のレイアウト替えをする。新しく生まれ変わった部屋(おおげさ)で新しい季節を迎えよう。

なんだか気持ちの良い脱力感。たった一年しかいない保育園だけど、過ごす時間が長いせいか、ずっと通っているみたい。もうすぐ小学校。

 

2004年2月28日

お休みの前は・・

昨日は有休をとったので、今日はたまったお仕事をちょっくら片付けようかなと軽く気合を入れたら、すんごいはまってしまった。お久しぶりの残業。

海外出張中の役員ドノからの例のごとくの電話攻撃。私が出た瞬間
「あれ?!今日は休みじゃなかったのか!?」
休んだのは昨日だっつうの。早くも時差ボケ?数回目の役員ドノからの電話。
「オーストラリアは今、夏だよな」
何の前置きもなく、主語もなく、例のごとく突然、質問される。オーストラリアは夏ですわよ(にっこり)。
「ここ雪降ってるんだけど」
そりゃ、ヨーロッパは冬ですからね。お疲れ様でございます(にっこり)。
「オーストラリアの気温調べといて」

・・・。来週からオーストラリアご出張の役員ドノ。たったそれだけのために国際電話かけまくりなのだった。

今日で最後の派遣社員が数人おり、涙のお別れがあり、来週から新しい月が始まり、新しい部署に生まれ変わり、新しい人が入ってきた。なんだかめまぐるしく変わって行く周囲。なんだか寂しいな。。

夜も更け、書類整理とかハンコ押しとか、どうでもいいような仕事をこちょこちょやっているとまたもや電話がっ!・・役員ドノであった。
「どうしたんだ!?」
そりゃ、たまには残って仕事することもあるんですよ、はっは。もうすぐ帰りますー。

お家にたどりついたのは、11時過ぎ。子ども達はすっかり夢の中。明日から、温泉!北関東にある某温泉に友人母子と共に出かけることになった。では、いってきます〜(すぐ帰ってきちゃうんだけどね>泣)。
 

 

2004年2月29日

温泉!

行ってきました念願の温泉!前日はめずらしく残業をしてしまっため、布団に入ったのは深夜1時。翌朝、慌しく家を出たらいきなりバスに乗り遅れてしまった(大汗)。仕方ないので駅まで走る!荷物抱えて、子ども二人と駅まで走ったらなんとか間に合いそうだ。一緒に行く友人母子に連絡しなきゃと思い、駅のホームで慌ててメールを送ったら、別の友人に送ってしまった。。ごめんなさい、とお詫びメールを書き、待ち合わせた友人にもお騒がせしましたとひたすら侘びながら旅は始まったのだった。

憧れの特急電車は思いのほか、古くさい電車で、しかも席は向かい合わせではなく、横一列で予約されていた。満席だから仕方がないけどさー。なんか、気分でないな。駅のデパートで買ったシューマイ弁当を食べる。私達を乗せた電車は北へ北へと向かう。北へ向かうほど、車窓から眺める景色は田園風景になる。久しぶりの国内旅行。

目的地の駅に着く。有名な温泉のわりには小さい駅。そこからバスに乗り、ホテルへと向かう。会社が提携しているリゾートホテル。この手のホテルは当たりはずれがあるような気がするが、このホテルは当たりだった。落ち着いていてシックな感じ。部屋は、ベッドルームと和室、リビングがある広い部屋で、窓の下には温泉地の真ん中を流れる川があり、田園風景と山々が見える。ええ感じや。何気なく下を覗きこむとそこは露天風呂。露天風呂?まじ?!見えちゃうじゃないの(怒)。ほんとにお風呂かな、ともう一度確認してみると、そこは男湯の露天風呂だった。見てはいけないものを見てしまった気がする。まあ、いいや(そうなのかっ!)。

肝心のお風呂は温泉あり、ジャグジーあり、露天風呂あり、サウナあり。気持ちよかったー。生きててよかったー。疲労、睡眠不足、貧血、冷え性の身にとっては、極楽のような空間だった。1時間以上長風呂をしてしまい、子ども達は興奮の絶頂にあり、いい気分でお風呂を出てレストランへと向かう。お腹すいた。

食事は子連れなのでブッフェスタイルにした。日本ではバイキングって言うのね。食事はまあまあ。いまいちだな、と思いながら、ぱくぱく飲み食いしていたら、
「ぱんださんっていい食べっぷりしてるよね」
と友人が絶句していた。そういえば、彼女とご飯を食べるのは初めてだったかもしれない。あら、驚かせちゃったかしら。

このホテルでは、一つ面倒くさいことがあった。それは、浴衣・スリッパでレストランや売店には行けない。だから、湯上りに浴衣でぶらっと買い物とか、レストランでお食事はできないので、いったん部屋に帰るか、もしくは湯上りに洋服着て、靴をはかなきゃいけない。めんどくさー。

初めて友人家族と一緒に旅行したムスコ達はかなーり興奮しており、夜遅くまで、はしゃいでいた。卒業旅行みたい。母達は夜更けまでお喋り。彼女は私より8歳も年上だったという事実が発覚し、びっくり。ひえー、知らなかった。同じシングル同士ということもあり、いつも保育園で慌しくお話するだけだったので、初めてゆっくりお喋りできた。たまにはこんな時間があるのもいいもの。

夜も更け、夜空に星が瞬き、そろそろ眠くなってきたのでおやすみなさい。>旅行記は続く。。