日々のつれづれ

 

 


2008年2月

 新学期

中学受験の塾の新学期は2月。首都圏の受験は2月1日開始。6年生が受験に入ると同時に、下の学年は「新学年」として勉強を開始する。2月第2土曜日は、長男マサヒロの「小5」クラス開始の日。

土曜日はいつものように朝寝をしている場合じゃない。7時起床(休みの日としては驚異の起床時間=いつも9時に起きる)。掃除洗濯朝食を済ませ、まずは胃腸風邪をひいている次男ヨウヘイを病院に連れて行く。帰宅後、長男マサヒロを塾に連れて行こうと思ったら、「おなかこわしたみたい」と言う。もしや、ヨウヘイの胃腸風邪が移った?

もらってきたばかりの薬を兄弟に飲ませた。外は小雪が舞う寒い土曜日。こんな日は家でゆっくりしていられたらいいのに、オニのような母は息子の肌着の上にカイロを貼り、薬を飲ませて塾に連れて行く。自転車で塾に向かう途中、小雪が舞っていた。今晩は積もるかもしれない。

塾に到着。5年生の新しい教材が積んである。土曜日は12時から3時半まで勉強。水曜金曜日は夕方から7時半まで勉強。この塾は、中学受験の塾としてはカリキュラムが少ない。他の大手塾はありえないくらいの勉強量と宿題が出る。


家に着いたら、退屈していたヨーヘイちゃんが飛びついてきた。胃腸風邪のわりにはとても元気。でも、食欲はない。ヨーヘイのひっきりなしの話につきあいながら、アイロンがけ、夕食の下ごしらえ。こんなことをしているうちに、マサヒロの塾が終わる時間!

塾に迎えに行くと、初日のせいかパパ・ママの姿がちらほら。今日は重たい教材をいっぱいもらった。予習シリーズ国語・算数・理科・社会の他、「考える日本地図」が入っていた。この地図は統計資料も入っていて、ものすごく面白い。

教材を整理していたら、何やら足りないモノが・・漢字テキストがない!塾が渡し忘れたようで、しばらくするとお詫びのFAXと次回の漢字テストの範囲がFAXでじゃんじゃん送られてきた。先日は、風邪で授業を休んだヨウヘイ用に次回の授業の宿題がFAXで送られてきた。

ワタシが口を出すとキリがないので、塾と本人に基本的に任せよう、と心に誓った冬の日の夜。

 

 

 

 

 

2008年2月24日

理科と社会

公立の小学校では低学年は理科社会がなく、代わりに総合の授業がある。が、近いうちにこの総合の授業もなくなるだろう。理科も社会も子どもの好奇心をくすぐる内容の教科だから、うまく教えられればすごく楽しいのに。

息子達が通う塾では、理科社会は小5から始める。四谷大塚の予習シリーズ理科、社会をざーっと斜め読みをした限り、公立中学の中1くらいの授業内容にかかっているかなという感じ。今まで国語や算数などいかにも「お勉強」という授業だったので、理科社会は彼にとっては楽しい時間らしい。家に帰っては、
「東シナ海ってどこにあるか知ってる?」
とか
「暖流と寒流って知ってる?」
など、えらそーに話していた。

教科書代わりのテキストの他、「考える日本地図」をもらってきた(四谷大塚出版)。この地図がひじょーに良くできている。日本地図の他、世界地図、産業の分布図、気候の面からみた日本地図、そして統計(人口とかいろいろ)。子どもの受験が終わったら、会社に持っていこうかと思ったくらい。そういえば、うちのボスであるリチャード・ギア(似)室長は大学受験用の地理の参考書(チャート式地理)をいまだに持っている。

学生だった頃「こんなこと勉強しても何の役にも立たない!」と思っていたけど、そんなことない。受験勉強はすごく役立つ。もっとマジメにやっておけばよかったと思う。

自分への反省をこめて、子ども達にはよく言って聞かせよう。世の中無駄なことはないんだよって。

 

2008年2月28日

過ぎ去った日々

何気なく見つけた詩。今、子どもを育てられる幸せ。毎日があっという間に流れていくけれど、いつかは終わってしまうんだろうな。

日々         高田敏子

    小鳥がいて
    黒猫の親子がいて
    庭には犬がいて
    夕方の買いものは
    小鳥のための青菜と
    猫のための小鯵と
    犬のための肉と
    それに
    カレーライスを三杯もおかわりする
    息子もいた
    あのころの買物袋の重かったこと!

    いまは籠も持たずに表通りに出て
    パン一斤を求めて帰って来たりする

    みんな時の向こうに流れ去ったのだ
    パン一斤の軽さをかかえて
    夕日の赤さに見とれている
 

 

2008年3月

揺れる思い

突然、長男が地元の公立中学に行きたいという。つまり、もう受験はしたくないそうだ。なんでまた急に。。

よくよく話を聞いてみたら、好きな女の子がいて、そのこは受験をせずに地元中学に進学するらしい。彼の好きな女の子は私の知る限り毎年違う。まあ、楽しく学校に通えるのは良いことだけどね。

一度、やると決めたのなら、最後までやらなきゃダメだよ。仮にうまくいかなくても、途中で投げたりしちゃダメ。受験は後から考えればいいけど、勉強して損はないよ。(と、かなり現実的な意見)

地元公立中学は、市内でもトップクラスの優良校。公立中学なのに、進学先は開成高校とか慶応とかいう学校だ。そして、公立の優良校はつまり内申点が取りにくいことを意味する。うちのようなマイペースで勉強が苦手な子は、中学受験をして中高一貫校に行っても、地元公立中に進んでも、多かれ少なかれ苦労はすると覚悟しておく。

やっと受験ペースになりつつあったのに、思わぬ伏兵。こんな揺れる思いを何度もしながら、迎えるべきときを迎えるんだろうな。

 

 

2008年3月

本当の力

この1週間ムスコの精神状態はあっちにいったり、こっちに来たり。塾でもやる気のなさを指摘される。気が抜けているからね。塾でイタイ喝を入れられたこと、ダブルパンチで私に怒られたことで長男にはきつい毎日。

遠い未来の話にしか思えない受験も、来週の月例テストも忘れて、基本的なことをコツコツ身につけていくしかない。

まず、読める字を書くこと。息子は悪筆である。汚いを通り越して読めない。字が汚いのは仕方ないとして、丁寧に人が読める字を書くように、知っている漢字は必ず使う。

式を書くこと。どうやらムスコは式の書き方がわからない。算数は全て紙に書いて答えを導くということを教え込む。とにかく書け!図でも途中経過の式でもメモでもとにかく全て書け!

問題をよく読むこと。ありえない、問題飛ばし。。最後まで問題を読め!何を聞いている問題?公約数は「いくつか」聞いているのか「いくつある?」って聞いてるか。答えの単位は絶対に忘れるな!

と色々言ったけど、多分毎回間違えると思う。きっとこれから先ずっと言い続けないといけない気がする。

来週は四谷大塚の月例テストがある。ムスコの学力じゃ受ける意味はないけど、今の学力を知っておくには(ショック療法ということで)いい機会かもしれない。これは本当の力ではないと思うことにして。

 

2008年3月

着地点

中学校は義務教育だから、どこかしら行き先はある。どこへ進学しても、そこがベストだと思えるような着地点を整備してやるのが、教育面での最後の仕事じゃないかなと最近、思う。

思春期に入れば、小学生のように親の言うことを全面的に受け入れることはないだろうし、成長している分、自分が考えて決める部分が大きくなってくるから。ある意味、親の出る幕はぐっと減ってしまうから。

中学受験が、親子で取り組める最後のイベントという方がいるのも納得できる。高校受験では、今みたいに関わることはできない気がする。

着地点は、親が望む着地点ではないかもしれないし、思いがけない場所かもしれない。具体的に言えば、受験校全落ちする可能性もあるし、希望の中学に行けないこともあるし、受験そのものまでたどり着けないことも考えられる。不本意な気持ちで、公立中学や希望しなかった学校に何年間も過ごすのは大切な時間がもったいない。

どこに着地しても、希望を持って学生生活が過ごせるように。思いがけない出会いや素晴らしい経験もいっぱいできるはず、だと思えるように。

 

 

2008年3月18日

だるまさんが転んだ

我が家の長男マサヒロ。体ばかり大きいが、その他の発達面でかなり遅く、この子は自閉症かもしれないとずっと思っていた。

香港で生まれ育ったのに、外国語はおろか日本語すらうまく話せない、読めない、書けないの三重苦。2歳で現地のインターナショナルスクールに入ったら、1年半の間、一言も話してくれなかった。イギリス人の校長に、言われたコトバ。
「20年以上教育に携わっていてこんな子どもは初めて。彼は自閉症か、何か障害があるに違いない」
絶対にちがう!と言い張り、泣く泣く転校。転校先の日本人学校ではスクールバスに乗るのが恐くて大泣き。幼稚園に着いたら、私と離れたくなくて号泣(そして、3時間後帰宅)。

その後離婚して帰国。キリスト教教会が運営している小さな保育園で、見違えるように生き生きとしていた。まるで、しおれていた木がしゃんと枝を伸ばしているみたいに。遅れていた言語面も、遅いなりに少しずつ成長していった。それでも、ひらがなが読めるようになったのは小学校2年生の時。素晴らしい担任の先生に出会って、教科書の「スイミー」の話を全部暗記した。彼は字がちゃんと読めなかったので、耳で聞いて覚えたのだ。

そんなマサヒロに中学受験を目指そうと思ったこと自体、大きな勘違いだったかもしれない。膨大な量の知識を要求される受験に対応するため、塾では過酷なカリキュラムが組まれる。塾の授業以外に宿題もありテストもある。当然、ついていけないので、それを補うために家で漢字や計算をやらせた。課題が終わるまで、寝かさなかったので夜11時近くまで机に向かうこともあり、テキストには涙のあとがついていた。泣くまでやらせたのは私。まるでオニの所業だと思いながらも、このままいけば、一生人より遅れをとったままかもしれないと焦っていた私は、間違っていることを承知で、半ば虐待だと思いながらも1年近く続けた。将来、金属バットで殴られても仕方がないと思ったくらいやらせた。

最近、マサヒロは塾に行く日は気分が悪くなり、保健室に行くようになった。熱がないなら塾へ行け!と母に言われて泣いていた。
「お母さん、ボク、もう頑張れない・・」

子どもは素直だから、親の期待に応えられるように頑張れる。それにつけこんで受験勉強させていた私はやっぱりオニのような人間。子どもは子どもなりにいつだって一生懸命やっていたのに。

向いていない場所で頑張り続けるより、合った場所ですくすく伸びていく方がいいに決まっているのに。

土曜日、久しぶりに塾に向かったマサヒロ。3時間以上におよぶ授業の後、さぼって受けなかったテストを受験。合計5時間以上塾で勉強し続けた。帰ってきたらフラフラ。家に着いたら、塾のカバンを放り出して、弟のヨウヘイと遊びだした。

これからどうしたらいいんだろう?だるまみたいに、転んでもまた起き上がれるのかな?

 

2008年3月20日

それから

塾での面談。

マサヒロは完全にオーバーフローしている。他の子が30分でできることも彼には大仕事。できる子は特に努力しなくてもできるのだ。これはもって生まれたものがあるので、今さら言っても仕方がない。じゃ、今何ができるのか?

受験するしないの問題ではなく、これから困難に向き合った時、どう対処するんだろう?困ったことがあるたびに、マミィに泣きつけば解決してくれるの?

塾長との面談。マサヒロの学力の問題ではなく、精神性の幼さが気になるという話になった。お母さんに守られて過ごす時期から、自立する良いチャンスにした方がいいのではと。

マサヒロは素直で優しく、母思いの良い子である。反面、甘ったれで、面倒なことから逃げる弱さもある。

受験はしない方向で進むにしても、単に困難から逃げるだけにしたくないし、そう思わせちゃいけない。

マサヒロができることを少しずつ自分でやることを目標に、マサヒロの個別カリキュラムを作ってもらった。国語算数の2科目に絞り、大風呂敷を広げずマサヒロができる範囲の勉強をする。基本問題と宿題は必ず、間違えたら間違えた所を繰りかえす。親の私は手は貸さず、あくまでもマサヒロ主体でやること。勉強は親に強要されてやるものではなく、自分の意思でできるようにしないと、これから先、行き詰ってしまうから。

成績やテストの結果は構わず、マサヒロが成長できることを目標としたので、かなり長期戦。
「マサヒロは長い目でじっくり腰をすえて向き合っていかないといけないから、焦っちゃダメですよ。どーんと腰をすえて構えていないと」

はい。。

「それから生活習慣。自分のことは自分でやらせる。何でもお母さんがやってあげたら、子どもは成長する機会を失ってしまうから。今の子どもに欠けているのは基本的な生活習慣です。食事の支度や後片付け、家の中のこと。手伝わせてますか?生活から勉強できることの方が大きいんです。」

あまりやらせてないです。。

「お母さんはもっと楽に構えてればいいんですよ。塾を使って、子どもに自分でやらせれば。時間はかかるけど、そっちの方が子どものためになる」

おっしゃるとおり。。

その後、ヨウヘイの話をあわせて1時間半の面談。つかれた。。

マサヒロには、2教科に減った分、宿題と授業だけは自分でちゃんとこなすことを約束させる。遊ぶのもいいけど、やることだけはやるように。
「うん、わかった!」

先生の言うとおり、マサヒロには厳しさは全くなし。甘やかしすぎだと言われても返す言葉もなし。
 

 

 

2008年3月27日

自分の力

なんのために勉強するのかもう一度考え直してみる。受験勉強は、偏差値の高い学校に行くための勉強じゃなくて、子どもに合った学校を探して、そこに向かって頑張って行く過程だったという当たり前のことを見失っていた。

子どもが成長していくことが目標なのだから、子ども個人の成長のスピードを無視して暴走すれば、子どもは走れなくなって当然。

外で遊びたい時は思いきり遊ぶ。子どもの頃の自由な時間は代えがたいくらい貴重なものだから、遊びたい時は遊べばいい。そして、やるべきことをやる時間を一日のどこかで必ずとること。宿題は必ずやること。1日の時間をどういう風に使うかは自分で決めて、自分で進めること。

子どもの宿題、塾のテキストを見るのを止めた。息子達は自分で宿題をやり、採点をし、間違った所は自分で直す。
「できたよ!」
良く頑張った!エライ!すごい!天才!

宿題の中身もテキストも見なきゃ、腹は立たない。ひどい出来でも、「自分でやること」が目標だからそれでよし。今は、やっつけ仕事でも、繰り返し続けていけば自分なりのうまいやり方を彼らが見つけていくだろうから。難しい問題を解くことよりも、一人でできる問題を一つずつ増やしていく方が、絶対自分の身になっていくはず。

私の仕事は誉めること。

長男が見違えるように落ち着いてきた。のんびりマイペースが彼の持ち味なんだから、できることから少しずつ。ゆっくりゆっくり進んでいく。次男は一人で大量の宿題をせっせとこなしている。お兄ちゃんのような我慢強さがない分、短期決戦型。

怒られても、嫌なことがあっても、「大丈夫だよ」と笑って背中を押してやれば、子どもは前に進めたのだった。ここでこの子達をかばったら、これから先どうやって壁を乗り越えていくんだろう?どんなことがあっても明るく受け流すことができるようになれば、これから先何があっても大丈夫。

今は楽しい春休み。息子二人とも毎日日が暮れるまで外遊び。

 

 

2008年4月27日

きらきら

受験勉強を始めて1年。得た知識は多かったけれど、なくしてしまったものも多かった。長男は自信も元気もなくし、無邪気さまでなくし、私まで元気がなくなった。

ある明け方、小さな子どものように泣きながら私の布団にもぐりこんできた。怖い夢をみたという。甘えんぼの次男はいつも私と一緒に寝ているけど、小5になった長男が布団にもぐりこんできたのは久しぶり。大声でわんわん泣くので落ち着くまで抱っこ。

「怖い夢だった。塾の先生から何も悪いことしてないのに怒られて、ビルの3階から突き落とされて死んだ夢だった」

泣きすぎて吐くんじゃないかと思ったくらい、かんしゃくもちの赤ちゃんみたいに泣いていた。

このまま受験勉強続けたら、本当にこの子は壊れてしまう。

もうどこにも行かなくてもいいよ。十分頑張ったからもう頑張らなくてもいい。

また、自信を取り戻して、きらきら輝く機会が来ますように。
 

 

2008年4月

寺小屋

今どきめずらしい木の引き戸。インターフォンは壊れており、木の引き戸も壊れていたので、大声で呼ばなければいけなかった。雨の土曜日、少し緊張した長男と一緒に地元の寺子屋の門を叩く。

自信をなくしたままの息子をどうにかしなければいけないと考え込んでいた頃、通勤途中に見つけた寺子屋のビラ。毎朝、通る古い木造一戸建の寺小屋では、引退したおじさん、子育てが終わったおばさん、寺小屋を卒業した大学生達が子どもに勉強を教えていた。勉強だけじゃなく、悩み事を相談したり、たいした話がなくてもふらっと立ち寄ったり、自習部屋にしている子もいた。色々問題を抱えている子どももいるけど、誰もそれをきにせず受け止めてくれる寺子屋だった。

長男は連休明けから寺子屋で週2回勉強することにした。メンタル面でのサポートを最優先なので、できることを少しずつクリアして、また自信が取り戻せるように。

たった1年だったけど、受験生活は辛かった。元々勉強が好きじゃなかった上、精神的に幼い息子に負担なことが多すぎた。日々、自信をなくし、元気もなくし、息子が活躍できる場所が全くなかった。中学受験の出題範囲は公立中学2年くらいまで及び、それを小6の夏までに全て教え込む。子どもは徹夜勉強はできないし、無理もきかない、体力もないので、親や塾講師が叱咤激励(罵倒も含め)しながら、合格を目指す。

「中学受験はおかしい。小学生に学校で習っていないことまで勉強させるのはおかしい。中学で習うことは中学で習えばいいんだよ。何でも早くやればいいってもんじゃない」
ごもっとも。

「ボクはみんなと一緒に公立中学に行きたい」
そうか、自分で決めたのならがんばれ!
 

 

2008年5月

飛ばないペンギン

年子の息子二人いるけれど、子どもそれぞれ個性があり、性格も違う。兄弟公平にと思い、同じチャンスを与えるようにしてきたけれど、成長するにしたがい自分の意思が出てくるようになった。親が良かれと思ったことでも、息子達には必要ないこともこれから出てくると思う。ただ、息子達はまだ子どもなので、判断力は無論、大人のようにはないので、日々軌道修正しながら、子どもの意思で決断し、それを行動に移していくことができればいいんだけど。

しばらくは、大人のようなことを言ったり、子どもみたいに甘えたり、くっついたり離れたりしながら少しずつ離れていくんだろうな。

飛ばないペンギンに飛べ、と言っていた気がする、私。息子は息子らしく生きていけるように手助けしていかなければいけなかったのに。

長男は1年間の受験勉強を経て、公立中学進学を自分で決めた。多分、その方が彼らしさを発揮できると思う。公立校への風当たりは強いけれど、色々な子ども達が集まっているのが公の良いところ。長男なら、そこで揉まれながら強く生きていけると思う。

そして、小4の次男はスパルタ塾に据え置き。怒られてもへとも思わず、自由奔放でわが道を行くタイプの次男には合っているみたい。お兄ちゃんがあんなに苦労してきたことを次男は苦もなく一人でやっている。苦がないなら、続けられるのかなと思う。

まだわからんちんの次男もこれから自分の意思がでてくるだろうし、自分の好きなことややりたいこともでてくるだろうから、その時は良いタイミングで後押しできればいいんだけど。

 

2008年5月10日

仕事の方がかなり忙しくなり、連休前後は毎晩深夜帰宅というおやじのような生活。家に帰ったら、子どもはもちろん寝てるわけで、これで子どもの勉強見るなんてとても無理。

ゆとり教育を脱却したらしい公立小学校では、いきなり宿題と課題攻勢。うちは受験目指していたので、さほど大変とも思ってないようだけど、自宅勉強の習慣ができていない子は辛い状態じゃないかなあ。

長男は個別指導の塾で新たにスタート。今週は国語の体験授業だった。国語が苦手な長男は少し緊張していた様子。今まで「四谷大塚 予習シリーズ」で勉強していたのだけど、会話でさえ意味不明な息子にわかるはずのない読解問題に、○○以内でまとめよ、みたいな問題が解けるはずがない。学校の教科書に沿った勉強にしてもらう。

仕事仕事で子どもの体験授業の付き添いにもついていってやれなかった。。
「面白かった!楽しかった!50分授業なのに70分も勉強したからお菓子もらったよ」

よかった(^^)。

次男は連休明けに四谷大塚の月例テストがあった。国語と算数。月例テストは出題範囲が決まっているからね。授業をちゃんと聞いて宿題まじめにやっていれば多分できるはず。

二人の性格は全く違うので、勉強の進め方も違う。本人がやりやすいようにやればいい。要はちゃんと理解していればいいわけで。
 

 

 

2008年5月24日

長男が個別指導の塾に移ってから、毎日元気に外遊びに出かけている。個別塾の授業開始時間は夕方6時。遊んでから塾に向かっても十分間に合うわけ。

いつもリュックに塾の教材を入れて、公園経由で塾に直行!塾がない日はボールを持って、公園で暗くなるまで鬼ごっこをしたり、ドッジボールをして遊んでいる。今どきの子でここまで毎日外で遊んでる子はめずらしい?習い事もあまり好きじゃないので(人から強要されるのは好きじゃない)、自分の自由に使えるのが嬉しいらしい。

だからといって、勉強しなくていい理由にはならないから、やるべきことは自分で計画してやることを約束している。学校の宿題は自分でやること。宿題の有無は当然自分で把握する。塾の宿題は、次の通塾までに必ず終えること。宿題の量は日によって違うようなので、何もない日は算数の一行問題ないしは漢字練習。

子どもなりに、進学塾を止めて今の塾に変えた経緯はどう感じているのかな?
「ボクには受験のための塾は合ってなかった。他に通ってる友達もいるから悪い塾じゃないと思うけど、ボクには合ってなかっただけだと思う」

そう、ボクには合ってなかっただけだよ。大人もそうだけど、合ってない環境で頑張っても評価されないし、努力が空回りしてしまう。周りに左右されず、ボクらしく前に進んでいけばいいんだよ。

 

2008年5月24日

次男坊の受難の日々が続く。

先日は、先生の話を聞いていないとスパルタ塾の先生から厳しく叱責された。その日、6時に授業が終わるのに、7時を過ぎても帰ってこない。仕事中、おばあちゃんから連絡があり、焦った私は塾に連絡。

「いつもどおり6時に授業を終えて塾は出ました。ただ、かなり怒られていたようですが・・」

あんな次男坊でも怒られたことがショックで、帰り道フラフラ歩いて事故にでも・・?と悪い方にばかり想像が膨らむ。

7時半前におばあちゃんから帰宅の連絡があった。公園で塾のお友達と遊んでいたらしい。夜の公園で遊ぶの?夜の公園で一人ブランコをこぐ次男の姿が目に浮かんで涙が出そうになってしまった。

この間は、塾の先生から仕事中に電話があった。
「今日はお子さんお休みですか?まだ着いていないようなので、何かあったのかと。」

先日の公園事件もあり、先生も気にしていたらしい。自宅に連絡すると、まだ学校から帰っていないらしい。もしかして塾がイヤで失踪?悪い方にばかり想像が膨らむ。

5時過ぎに自宅から連絡あり。学校から帰る途中、転んで鼻血を出し、近くの友人宅で止血していたらしい。多分その後遊んじゃったんだろう。今日は休ませようかと思ったけど、本人は行くと言っている。結局、30分遅刻で授業に参加。

その前は、塾がある日に気分が悪くなり、学校の帰り道、ゲロを吐くという事件もあった。

「ボクは毎日大変だなあ」

学校では毎日たっぷり宿題が出て、通塾もあり、子どもなりにストレスにされされているんだろう。免疫力も低下しているのか、今年はよく熱を出したり体調を崩すことが多い。体は丈夫で毎年皆勤賞もらっていたのに。

もう少し様子を見て、負担が大きいようならお兄ちゃんと同じ個別塾に移すかな?