香港歯列矯正日記

 

歯並びの悪さがずっと嫌で治そうと思いつつ、後回しにしてきたらついに30歳になってしまった・・・

これが最後のチャンスかもしれないと思い、一大決心!

 

 歯列矯正を始める手順

その1 歯科医にかかり、歯列矯正医への紹介状をもらう

歯科医と歯列矯正医は違う。歯列矯正医は抜歯などの医療行為はできない ため、歯科医から歯列矯正が必要という紹介状があってはじめて矯正を始められる。

その2 歯列矯正医のもとでレントゲン撮影

歯全体のレントゲン撮影&歯の型抜きをする。その際、邪魔になる歯は抜くように指示が出る。私の場合、犬歯の横の歯、上下4本抜くように指示が出た。この時、歯列矯正にかかる費用の見積もりもしてもらう。私の場合、1年半くらいかかるといわれた。

歯列矯正中は、歯一本一本に留め具をつけ、そこに針金(ブレース)を通す。この留め具が透明のタイプと、ふつうのシルバーのタイプがある。透明のタイプの方が目立ちにくい(かな?)。

@ふつうのシルバーの留め具使用の場合 総額2万9千ドル(香港ドル)

A透明の留め具使用の場合         総額3万1千ドル (香港ドル)

初回時に、@の場合、9千ドルを支払い、Aの場合、1万1千ドルをデポジットとして支払う。その後、毎月の検診時に900ドルずつ払っていき、最後の診察のとき、残りの代金を払うしくみ(1年半かけて)。 (2002現在)

その3 抜歯のため、もう一度、歯科医に診察

歯列矯正医から指示された歯の抜歯を行う。

その4 歯列矯正開始!

ここでやっと歯列矯正開始。

歯列矯正日記

2000年7月*日

第一回歯列矯正開始。一本一本の歯に留め具をくっつけてもらう。

慣れないととても不気味・・

最後に留め具に針金を通す。

私は八重歯が2本にょっきりはえているので、奥歯から八重歯に小さな輪ゴムをひっかけることになった。

輪ゴムは毎日自分で取り替えるようにと、小さな輪ゴムをたくさんもらう。

家に帰ると、子供が不思議そうな顔をしているので、口を「いー」と開けて矯正器具を見せてあげるときゃあきゃあ騒いでいるので、調子に乗って、顔面歯列矯正ギャグをして遊んでいた。

慣れとはおそろしいもので、家族中に不気味がられていたのに、そのうちに皆すっかり慣れてしまった。

顔面歯列矯正ギャグもうけなくなった・・・

 

2000年8月*日

1ヶ月の間に歯はだいぶんと動いてきた。

下の歯がまっすぐになってきたと人に言われ、喜ぶ。

八重歯はあいかわらず。

針金を取り替えてもらい、新しい輪ゴムをもらう。

前回の輪ゴムより小さくなっている。

早く八重歯が降りてくるようにと、下の奥歯から上の八重歯へ交差するように輪ゴムをかけるよう指示される。

思ったより痛くないし、歯も少しずつだが動いている。

 

2000年9月*日

下の歯がかなりいい感じ。抜歯した後の隙間が少しずつ小さくなっている。

右の八重歯が降りてきた!

しかし、左の八重歯はまだまだ。

今月は輪ゴムは使わなくてもいいといわれた。

前とは違った感じで針金を入れられたような気がする。

 

2000年10月*日

下の歯の抜歯後の隙間が半分くらいになっている。びっくりするくらい!

右の八重歯はもうほとんど目立たないようになる。

八重歯はあまり磨り減っていないらしく、他の歯よりも少し長い。

物を噛むとき、噛みあわせが悪くなった。

また、輪ゴムで奥歯から八重歯にひっかけるよう言われる。

食事の時、大口開けると、輪ゴムが切れてしまうので、ちびちびと食べないといけないのがうっとうしい。

 

2000年11月*日

きれいになってきたとはいえ、あいかわらず頑固な左の八重歯。

右はすっかり普通の歯と同じくらい下がってきたというのに・・・

おまけに、八重歯が内側に向いてきた(回転する八重歯)。

今回の、検診では、左の八重歯の裏に、パチンコ玉を小さくしたようなボタンをくっつけられた。

これによって、八重歯を90度反転させるそうだ。

このパチンコ玉がどう動くかこうご期待。

2000年12月*日

前回のパチンコ玉によって、八重歯は45度くらい動いた。

しかし、八重歯はまだ降りてこない。

ついに、医者は強行策をとる。

上からにょっきり生えている八重歯に無理やり、針金を通したのだった!

そのため、針金は八重歯周辺でぐにゃりと曲がっている。

こんな見苦しい姿でお正月、日本へ帰らなければならなくなった・・

もしかして、私の歯は治らないかもしれない恐怖に陥るのであった。

 

 

2001年1月*日

ぐにゃぐにゃ曲がった針金をくっつけたまま日本へ帰省。

あわだたしくお正月を迎え、何気なく鏡を見ると、あら不思議♪

ぐにゃりと曲がっていた針金はまっすぐになっていた。

頑固でしつこかった八重歯もまっすぐ下へ降りてきている。

強行策は成功したのであった。

気が付けば、左上の抜歯の隙間もほとんど埋まっている。

とりあえず、歯はまっすぐになったので、あとは、抜歯あとの隙間が埋まればOKかしら。

 

2001年2月*日

フライドチキンを食べていたら、歯の止め具が取れてしまった。

次の検診まで、あと2週間以上あるから、やっぱり行かないといけないな。

留め具が針金に引っかかって、ぶらぶらしてる。

気持ち悪いから、行こう。

留め具を付けて、針金ももう一度通してもらった。

この時の、処置代は無料。

左上の抜歯後の隙間はほとんどなくなるが、八重歯の向きが少し変。

八重歯おろしのために使っている輪ゴムはだんだん小さくなり、現在、直径4.7mmのもの を使用。

大口を開けるたびにぶちぶち切れてしまう。

今回の輪ゴムは2個使用。

そして、夜は追加で、歯の左下から右上へもう一本。

夜は口が開けられなくなってしまった。

 

2001年3月*日

なんだか先月の状態とあまり変わってないかなあ。

ドクターは少しずつ良くなってると言ってるけど。

とりあえず、左上の抜歯後の隙間は完全に埋まった。

下の歯もだいぶんと動いている。

でも、残りの抜歯後の隙間が埋まるのはまだ時間がかかりそう。

気のせいか、口のあたりが少し引っ込んで、すっきりしたような。。

「骨格が変わってきた」と人は言う。

とめ具がはずせたら、もっとすっきりするのにな。

でも、あと9ヶ月の辛抱。

 

 

2001年7月*日

劇的な変化をとげた最初の半年間。

しかし、その後、歯の動きは緩慢になる(ように見える)。

歯列矯正を始めて、やっと1年が経過。

早く歯の針金取りたいよー!!

上下4本抜歯したためにできた4箇所の歯の隙間は、徐々に狭まり、3箇所はほぼ埋まった。

もう八重歯があったあとはわからない。

下の歯並びもぱっと見は、きれい(に見える)。

・・しかしだな。カレーを食べると、歯に付けてある留め具が黄色くな り、大口開けたり、咀嚼する回数が多いと、歯にひっかけてある輪ゴムはとれる。。。

慣れたけど、早く取りたい。

あと、6ヶ月間(だと思う)。

 

 

2001年9月

歯の動きが悪くなったような気がする。

これは、私の上下の歯の噛み合わせがずれているため、内に向いている下奥歯が

自然に前に動くのを待っているからだそうだ。

歯をひっぱる輪ゴムは、太いものと細いものとに使い分けるようになった。

太い輪ゴムの方が引っ張る力が強いため、早く歯は動くけど、

日中は邪魔になることが多いので、夜間は太い輪ゴム使用。

日中は細い輪ゴムを使用する。

上の歯はほぼ矯正完了。

下の歯の隙間ももう1,2ヶ月もすれば埋まるだろうということ。

今年いっぱいくらいで終わるかな。

 

 

2001年12月*日

今年いっぱいを目標に、歯列矯正を続けてきたけれど、歯は思いのほか動いてくれない。

だいたいは終わってるのよー!!

でも、ほんの少しの隙間が埋まらないの(泣)。

結局、今回で矯正が終わるはずもなく、引き続き来年度へ持ち越されることになったのであった。

はあ〜。

 

2002年1月*日

あけましておめでとうございます!

年が明けてしまった・・

来月か、再来月、綺麗に、全部隙間が埋まったら、いよいよブレースをとってくれると言われた。

もうすぐ、もうすぐと期待しながら先に延ばされるので、なんだか放置プレイにかけられているようだ。

 

2002年2月*日

期待に胸膨らませながら、口を開ける。

「うーん、あと1ミリだな」

がーん!!

また、放置ぷれいだった。

 

2002年3月*日

待ちに待ったこの1ヶ月間。

矯正器具を装着してから、1年8ヶ月。

今度こそはと口を開けた。

「上は完了」

やった!

「下はどうする?本当にこれでいいのかい?」

いいの!いいのよ!!わんわん!

「下の歯はあと1ヶ月このままにしておこうか」

「・・・」

でも、上の歯は完了したので、いよいよブレースを取ってもらった。

1年8ヶ月間、歯の表面に金具をくっつけていたから取った姿が想像できない。

しっかり接着していたわりには、案外、簡単に外れた。

歯の表面を研磨してもらい、鏡を渡された。

それはそれは美しい真っ白でまっすぐで綺麗な歯並びが出てきた(自分でいう)。

嬉しい♪♪

下の歯はぱっと見、見えないからいいや。

いよいよ来月には全て完了。

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歯は矯正しても、矯正器具をはずすと、すぐ元に戻ろうとするのだそうだ。

この日、リテイナー(補正器具)の型を取り、2日後に取りに来るように言われた。

 

 

2002年4月*日

下の歯のブレース、今日取れるかな。どきどき・・

「下の歯の犬歯の横の歯がほんの少し内側に向いてるから来月まで待とうか」

がーん。

また放置ぷれい。。

 

 

2002年5月*日

やっと下の歯のブレースが取れた。

これで、完璧。

結局、上の歯は1年8ヶ月、下の歯は1年10ヵ月かかった。

大人の場合、歯の動きは悪いけど、一度、動いたら元に戻りにくい利点もあり。

上下の歯のリテイナー(補正器具)もつくってもらい、夜はリテイナーを装着して寝る。

検診はあと4回月一であるそうだ。

ともあれ、完了。

あー、嬉しいーー!!!

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おみやげに、矯正前の歯の石膏をもらった。

汚い・・・見苦しい・・・

よくこんな歯で生きていたとつくづくおもふ。。

しかし、たった2年弱で歯はこんなに動くのだ。

こんなに綺麗になれるのかー。

妙に感動。