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予防注射 |

香港の私立病院で、予防注射を打つ場合、まず、小児科医の診察が必要です。
診察の際、日本で何の予防注射をいつ受けたか正確な記録を医師に伝えてください。
その際、母親も忘れていることも多いので母子手帳を持参するのがベター。
ちなみに、香港には母子手帳に相当するものはありません。
病院でInjection Book(予防注射の記録ノート)が支給されることもあります。
小児科医は日本で受けた予防注射のリストと照らし合わせて、今後の予防注射のスケジュールをたててくれます。

香港で生まれた子供に関しては、香港政府から無料予防注射と健康診断を受ける権利があります。
通常、政府から各家庭に健康診断開催場所を知らせるレターが郵送されます。

生まれた直後から注射開始!![]()
香港では、生まれた日から予防注射を打ちます。
ただ、副反応が予測される予防注射(三種混合など)は打たず,一般的に副反応のないB型肝炎、ポリオから始めます。
注射は太ももに打つ!![]()
これには、けっこうびびる母親は多いはず。
私もびっくりしました。
小児科医に聞くと、「たんに文化の違い」と言われました。
注射には、筋注射と皮下注射の二種類があるそう。
筋注射は字のとおり、筋肉に打つ注射、皮下注射は脂肪に打つ注射。
だから、筋注射・皮下注射の原則さえ守っていればどこに打ってもいいらしい。
太ももに打つのは固定しやすいからだそうです。
もし、足に打つのは抵抗があるなら、希望すれば日本と同じくお尻に打ってくれます。
日本では廃止されたはずのMMRがあるのはなぜ?![]()
MMRとは、Mumps=おたふくかぜ、Measles=はしか、Rubella=風疹の略。
一回の接種で、3つの病気を防ぐ注射。
以前、日本でMMR後の副反応によって髄膜炎を併発したことにより、厚生省の指示によりMMR接種は廃止され、その後、別々に接種するようになりました。
香港で使用しているMMRは、アメリカ製のもので、日本で問題になったヨーロッパ製のものとは種類が違うとのことです。
香港で使用しているMMRには卵の成分が含まれており、卵アレルギーの子供を持つお母さんは医師に必ず報告してください。
卵を使用しないものに代えてもらうことができます。
B型肝炎予防注射は義務![]()
日本では、任意接種になっているB型肝炎接種は、香港の乳幼児は義務になります。
B型肝炎の接種は計3回必要で、一回目から1ヶ月後に2回目接種、1回目接取から6ヵ月後に最後の接種が必要です。
A型肝炎の感染源は水や食べ物など経口により感染しますが、急性のみで慢性化することはありません。
B型肝炎は、血液、精液など体液から感染し、急性・慢性の二種類があります。慢性化した患者をキャリアと呼びます。
大人の場合、予防注射の前に必ず、医師の診察を受け、その後、血液検査による抗体検査をします。
子供は血液検査は必要ありません。
大人の場合、気づかないうちに感染し、発病しないまま抗体となっているケースがよくみられます。
この場合、予防注射は必要ありません。
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Anti-body(抗体) |
Positive(陽性)であれば、抗体がある。免疫があるということ。 Negative(陰性)であれば予防注射が必要。 |
| Antigen(抗原) |
Positive(陽性)なら、キャリア。専門医にかかって特別な治療が必要。 Negative(陰性)であれば、問題なし。 |
予防注射を受けた日はお風呂は?![]()
予防注射を受けた日はお風呂に入ってはいけないと一時期いわれましたが、現在は、とくに制限はありません。
副反応による発熱がなければお風呂に入ってもいいとのことです。
水ぼうそうの予防注射は打ったほうがいいのかな?![]()
水ぼうそうはかかった方がいい、とか言うけど、実際、かかると10日は家にこもってないといけないんですね。
水ぼうそうはうつる病気です。
この予防注射は100%の防御率ではなく、70%くらいだそうです。
だから、注射を打っても水ぼうそうにかかることはあります。
でも、注射を打っておけば罹りは軽くて済むそう。
接種は、1歳から医師の診察の後受けられます。
日本脳炎の注射は日本製?![]()
日本脳炎は香港では任意接種で、3歳から受けられます。
計3回必要です。一回目から一週間後に2回目接種、1年後に3回目。
日本脳炎は副反応としてアナフィラキシーショック(?)とかいろいろな副反応を起こすこともあるらしく、「何か起こることを承知で受けます」みたいな承諾書にサインをさせられます。
副反応はまれにしかないそうです。
日本脳炎の予防接種は日本でしか製造していないので、どこの国でも日本製の日本脳炎が受けられます。